前回はADDMを使用したパフォーマンス分析の手順を紹介しました。Database Managementには、それ以外にもGUIでパフォーマンス監視するための便利な機能があります。その代表的なものを最後にいくつかご紹介します。
ブロックしているセッションの検出
意図的にブロックしているセッションを作成する
##SOEスキーマで接続
sqlplus soe/パスワード@ホスト名:ポート/サービス名
CREATE TABLE test_tbl (
id NUMBER PRIMARY KEY,
value VARCHAR2(100)
);
INSERT INTO test_tbl VALUES (1, 'dummy');
COMMIT;
UPDATE test_tbl SET value = 'session A' WHERE id = 1;
新しいターミナルを開き、下記を実行
UPDATE test_tbl SET value = 'session B' WHERE id = 1;
AWRエクスプローラ
AWRエクスプローラは、取得されているAWRスナップショットの時間範囲内で自由に指定して、時系列に情報をサマリーしてくれる
上記以外にも様々な監視機能があります。最近では、データベースの脆弱性検出やパッチ管理の機能が新しく追加されました。詳しくは、こちらのサービス詳細資料をご確認下さい。
Database Managementは、他のO&Mのサービスと比較しても新機能のリリースが早く、今後Enterprise Managerの様々な監視機能を取り込んでいく予定です。EMよりも手軽に使えるクラウド版として、益々利用ケースが増えていくのではないかと思っています。