LoginSignup
1
1

More than 3 years have passed since last update.

AWS RDSに作成したMySQLに対して外部から接続可能にする

Posted at

概要

今回は初心者向けにAWSのRDSに作成したMySQLのDBに対して外部から接続する方法まで説明します。
外部から接続するにあたり、A5Mk2を使用します。

では、さっそく捌いていくっ!

データベースの作成

後にも先にもまずは、データベースを作成しましょう。
画像を例に進めてみましょう。

01_データベースの作成.png

まずは、「データベースの作成方法を選択」から「標準作成」を選択します。
「エンジンのオプション」として、今回はMySQLを使用します。
「バージョン」は任意で構いません。特に理由がない場合は、最新バージョンを選びましょう。

テンプレート選択と接続情報設定

「テンプレート」は用途によって選択してください。
筆者は「テンプレート」を「本番稼働用」を選択しました。
※ 欲張ったスペックにすると課金料金が大変な事になるので、しっかり料金を下調べすることを強く推奨します。

「DBインスタンス識別子」は何でもいいので、自身がわかる名前を適当につけてください。

「マスターユーザー名」は、DB接続時に利用するよくある「root」や「administrator」的なやつです。
ありきたりな名前は、個人的にセキュリティよろしくないと思うので、マニアックな名前にしておきましょう。

「マスターパスワード」は、「マスターユーザー」のパスワードです。
忘れないでね!

ここで設定してた「マスターユーザー名」と「マスターパスワード」を後に外からDBに接続するときに利用します。

02_テンプレート選択と接続情報の設定.png

接続関連の設定

AWSのVPCでEC2などに接続するならいいけど、外部のEC2や、自分のPCなどからDBに接続したい場合、よく初心者が設定を忘れる箇所があります。
それは、「パブリックアクセス可能」を「あり」にすること。
大抵、「つながらないな、ポートも開けているのにな」って言うときの原因はここです。

あとは、「VPCセキュリティグループ」を画像を参考に設定します。
「VPCセキュリティグループ名」は、適当に付けてください。

はい。
ここでまた重要なところがあります。
それは、「データベースポート」です。
デフォルトのままでも利用は可能ですが、セキュリティを意識するなら最低限ポート番号は変えておきましょう。
ここのポート番号は、後にセキュリティグループで使用します。
セキュリティグループはEC2の時のように自身のグローバルIPアドレスや、EC2のStaticIPアドレスのようなグローバルアクセスだけピンポイントで許可しましょう。

03_接続.png

間違っても「0.0.0.0」に許可しないように。
「0.0.0.0」のままにすると、全世界からアクセス可能になります。

ホント、セキュリティはシビアになりましょう。
「動けばいいや」は後で命取りになります。
後でGRANTなどでさらにセキュリティを強固にしましょう。
何重にもセキュリティ対策を。

固有名詞は出しませんが、セキュリティ意識を疎かにすると理由は様々ですが
大手コンビニ「6の次のペイ」の事件や、炊飯器やポットで有名な「エレファントマークのショッピングサイトの個人情報流出」事件になりかねません。

余談ですが、筆者は「エレファントマーク個人情報流出事件」の被害者です。
たまに詐欺まがいなメールや、不審なDM郵便が来て困ったもんです。
僕、炊飯器のフタ買っただけなのに、個人情報悪用されるなんて。。。。

『僕は嫌だ!』

はい、話はズレましたが次!

データベース認証と追加設定

「データベース認証」は、簡単に「パスワード認証」としています。
本当は、IAMを利用した方がいいと思いますが手順が長くなるので割愛。

そして「最初のデータベース名」を任意のデータベース名にしましょう。
これは、「CREATE DATABASE XXXXXX」のXXXXXXの部分にあたります。

先ほどのマスターユーザ、パスワード、ここでのデータベース名で後に外から接続します。

04_データベース名.png

他はデフォルトのままです。
セキュリティグループは、各々の環境に合わせて設定しておいてください。

以上、これでDBのインスタンスを作成して起動されるまでしばし待ちましょう。。。

テンテケテケテン♪

外部ツールからDBに接続してみる

作成したデータベースの起動がAWS RDS上で確認できた場合、接続先の情報(ホスト名)をコピーしましょう。
東京リージョンの場合は、下記の画像のように「ap-northest-1.rds.amazonaws.com」で終わっている長ったらしい文字列の部分です。

そして、さっき設定しておいた「マスターユーザー名」「パスワード」「データベース名」「ポート番号」をツールに入力します。
フレームワークをお使いの方は、設定ファイル的なものに記述しましょう。
スクラッチで開発されているかたは、ソースにぶち込んでください。

あとは「テスト接続」を押下して「接続に成功しました」って出れば完了です。

0006.png

この後は、各々CREATE TABLE を実行したり、マイグレーションを実行したり、イジイジしてみてください。

おまけ

クラウドは便利でどこからでも使えていいのですが、ガチでセキュリティは意識しないと大変なことになります。
最低限今回のサービスに限らず、接続元のIPは絞っておきましょう。

と、言っても個人だと固定グローバルIP持っている人は少ないでしょう。

個人でも固定IPアドレスが持てる方法を一部お知らせします。
固定IP持ってても、ルーターの設定などしっかりやらないと大変な事になります。

プロバイダ:アサヒネットを利用

オプションで800円~1000円くらい払えば、個人でも固定グローバルIPが付与されます。

YAMADA SIM

これはモバイルルーターの話ですが、オプションで月80円から100円くらいで固定のグローバルIPが付与されます。

以上!

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1