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ApacheとNginxを共存させるメモ

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はじめに

本来共存させることは推奨されないはずなので、これを参考にしてやる場合はクローズドな環境でお試しすることを推奨致します。
因みに、今回完全ローカル環境で構築したためファイアウォールは未設定です。

本題

インストール前にsudo apt updateをお忘れなく。
まず先に、Apacheをインストールします。
この際サービスを止めることを忘れないでください。

$ sudo apt install -y apache2
$ sudo systemctl stop apache2

次に、Nginxをインストールします。こちらも同様にサービスを停止させてください。

$ sudo apt install -y nginx
$ sudo systemctl stop nginx


そうしましたら、ポートを変更したい方のconfig を変更します。
今回はNginxの80番ポートを8080番ポートへ変更しています。また、indexの優先度も変更します。

/etc/nginx/sites-enabled/default
#22行目付近
#listen 80 default_server;
#listen [::]:80 default_server;
listen 8080 default_server;
listen [::]:8080 default_server;

#46行目付近
#index index.html index.htm index.nginx-debian.html;
index index.nginx-debian.html index.html index.htm;


ここまで来ましたら確認です。サービスの再起動を行い。

$ sudo systemctl start apach2 nginx

http://[IP ADDR]:80 と http://[IP ADDR]:8080 で接続テストです。
それぞれのデフォルトページが出れば成功です。

使いやすさ向上のための設定

さて、ここまで来れば基本は終了です。ここから先は使いやすさ向上のための設定です。
まず好きなところにApacheとNginxそれぞれのディレクトリを作成し、indexファイルをコピーしてください。
そしたらドキュメントルートの変更を行います。

  • Apache
/etc/apache2/apache2.conf
#170 行目付近
<Directory /var/www/>
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverrride None
    Require all granted
</Directory>
<Directory "作成したディレクトリ名">
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverrride None
    Require all granted
</Directory>
/etc/apache2/sites-available/000-defaulut.conf
DocumentRoot /var/www/html
↓
DocumentRoot "作成したディレクトリ名"
  • Nginx
/etc/nginx/sites-enabled/default
#43行目
root /var/www/html;
↓
root "作成したディレクトリ名"

以上です。
最後にサービスの再起動を行い、

$ sudo systemctl start apach2 nginx

http://[IP ADDR]:80 と http://[IP ADDR]:8080 で接続テスト行って、
それぞれのデフォルトページが出れば成功です。

これ以降はそれぞれのディレクトリで管理できるようになりました。

締め

初めての記事作成で至らない点があるかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
以下に着想を得たサイトを置いておきます。


参考にしたサイト

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