こんにちは。
本日(2019/09/11)、ある事情でAWS認定プラクティショナー試験を受けてきましたので、その感想をば書かせて頂ければと思います。
結論として試験結果は不合格でした…。
現在の自分の状態としては、AWSを使用した業務をして半年ほど…といった所ですかね。
勉強方法はAWSのホワイトペーパーと模擬試験のみです。
AWS初歩の初歩の試験か…と油断しましたが、これが大きな間違いでした。
###スコア###
試験の詳細な結果は5営業日以内にメールにて届くらしいです。
出たら更新します。
2019/09/13
スコアシートが届きました。
スコアは680点であり、合格点である700点まであと少しといったところでした。
分野 1: クラウドの概念 28% … 十分な知識を有する
分野 2: セキュリティ 24% … 十分な知識を有する
分野 3: テクノロジー 36% … 再学習の必要あり
分野 4: 請求と料金 12% … 再学習の必要あり
これもしかしたら問題のガチャガチャ要素があるんじゃ…
###問題について###
箇条書きにしていきます。
・プラクティショナー(実践的)という意味の通り、まさにAWSを業務で“フル“に活用している人間用の問題。
・ちょっと齧っただけでは受からない、舐めたら即死です(私も問題を見た瞬間に「あ、これは駄目だな」と思いました)。
・問題はAWSの基本的な語句・サービスの説明…などではなく、実際には「個々のサービスの細かな概要」や「ベストプラクティス(最適な使い方)」を問題として出題する傾向にある。
・選択問題ではあるが、どれも問題の機能にあてはまるような説明ばかりで混乱させてくる。
・だいたいの場合「こういう事情を解決したい、どうしたらいい?」と問われるので、AWS機能の知識と、それに合わせる柔軟性が重要になる(これが難しい)。
・「どれがふさわしいか」という問題が出てくるが、選択肢の中にAWSのサービス名が出てくるというわけではない…だいたい“〜というようなサービス“と曖昧な選択肢が用意されている。
・解いた問題にはフラグを立てることができ、全問回答時に振り返ることが可能。
・ただ、110分という試験時間はめちゃくちゃ短いです(全問回答&見直しまでギリギリでした)。
###出題された問題###
覚えている限りを絞り出しますと
単語
RI(リザーブドインスタンス)
Amazon Glacer
Amazon Aurora
Amazon EBS
Amazon S3
Amazon Shild
Amazon DynamoDB
問題
Amazonが負う責任は何か・ユーザーが負う責任は何か
どこまでがAmazonが管理するセキュリティ範囲か
RI(リザーブドインスタンス)を複製できる場合、どんな種類のRIがふさわしいか
アベイラビリティゾーンを設定する場合、幾つがふさわしいか(!?)
AWSの「弾力性」とは何か
###対策###
・模擬問題は“絶対に“信用しないこと。
・名称でパッと思い浮かばないサービスは軒並み使い方を調べたほうが良い。
・ホワイトぺーパーだけの知識では絶対に苦しむので、実際に使用してみるのが吉。
・中間あたりの問題は比較的易しい問題であることを確認したので、解くならそっちからのほうがいい。
###感想###
・はっきり言って模擬試験の問題は絶対に頼りにならない(問題を覚えても無駄)。
・模擬試験はAWSを触った人間なら誰でも解けるような、問題から読み取れるものばかり…。
・一見すると問題の意味がよくわからないものが幾つか見受けられた…適当に日本語翻訳(まさかgoogle翻訳?)しているからだと思う。
・もちろん英文で表示もできるけれど、英文が分からないと意味がない。
###まとめ###
めちゃめちゃ難しいです。
難易度がソリューションアーキテクトばりなんだけど…AWSさん、これは一体…?
よく「合格しました〜」という軽い報告を聞きますが、騙されないようにして下さい。
あっけらかんと死にます。