#はじめに
AZ-900: Microsoft Azure Fundamentalsの勉強用メモとして、参考書に出てきたAzureサービス・用語をリストにまとめました。
##参考資料
書籍: 合格対策Microsoft認定AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集
#Azureサービス・用語リスト
名前 | 説明 |
---|---|
Active Directiry Domain Services (AD DS) | Active Directoryを使ったオンプレミス向けの認証・承認サービス。 |
Application Security Groups (ASG) | NSGのルールのソースや宛先として利用できる、ネットワークインタフェースカードのグループ。 |
Azure Active Directory (Azure AD) | Azureのクラウドアプリケーションに認証と承認の枠組みを与えるサービス。 |
Azure AD Basic | Azure ADの有料プラン。Premiumと比べて低価格だが機能に制限あり。 2020年現在、新規契約不可。 |
Azure AD Connect | AD DSユーザーをAzure ADに同期(コピー)するサービス。 |
Azure AD Free | Azure ADの無料プラン。有料プランと比べて機能に制限があり、SLAの保証がない。 |
Azure AD Identity Protection | Azure ADに対する疑わしい操作を検出し、警告するサービス。 |
Azure Advanced Threat Protection (ATP) | AD DSに対する悪意ある攻撃を検出し警告するサービス。 |
Azure AD Premium | Azure ADの有料プラン。 |
Azure Advisor | ユーザーの現在のリソースの運用状態を評価し、ベストプラクティスを提案するサービス。 |
Azure Blueprints | サブスクリプションに対して、AzureポリシーやRBACを迅速に割り当てる機能。 |
Azure Bot Service | アプリケーションにデジタルオンラインアシスタントを追加できるサービス。 |
Azure Cache for Redis | アプリケーションデータをメモリにキャッシュする、インメモリのデータストアサービス。 |
Azure CDN | Webコンテンツを世界中に配置されたキャッシュサーバーにキャッシュすることでアクセスを高速化するCDNサービス。 |
Azure China | 中国現地法人のみ利用可能なAzureリージョン。 |
Azure CLI | Pythonベースの、Azure管理コマンド。 |
Azure Cloud Shell | Webブラウザから使用できるAzure管理ツール。 |
Azure Cognitive Search | AIを活用したクラウド検索サービス。 Azure Searchとも。 |
Azure Cognitive Services | アプリケーションに文字、画像、音声認識機能を提供するサービス。 |
Azure Cosmos DB | キーバリュー型、テキスト志向型、グラフ型のデータに対応したNoSQLデータベースサービス。 |
Azure Data Lake | 未加工のローデータを大量保管するデータレイクサービス。 |
Azure Databricks | ビッグデータ分析機能を提供する、Apache Sparkベースの分散処理サービス。 |
Azure DDoS Protection | DDoS攻撃を監視して自動的に危険性を軽減するサービス。 |
Azure DevTest Labs | Azureの開発・テスト環境を提供(開発者用に一時的貸出し)するサービス。 |
Azure Event Hubs | システム間でデータ中継するサービス。 |
Azure ExpressRoute | Azureのクラウドとオンプレミスを接続するプライベートな専用線。 |
Azure Files | Azure Storage上に共有フォルダを作成するサービス。 |
Azure Firewall | インターネットとの通信やサブネット間の通信を制御するネットワークファイアウォール。 |
Azure Functions | HTTP要求やスケジュールなどのアクションにより自動的にプログラムを実行する、サーバーレスコンピューティングサービス。 |
Azure Germany | ドイツ国内のデータを保存するためにドイツ国内にデータセンターを持つAzureリージョン。 |
Azure Grobal | どのユーザーでも利用できる一般的なAzureリージョン。 |
Azure Government | 米国政府機関とそのパートナーのみ利用可能なAzureリージョン。 |
Azure HDInsight | ビッグデータ分析のためにオープンソースの分析フレームワークを利用できるサービス。 |
Azure Information Protection | 暗号化やリスクのある操作の禁止により、Officeドキュメントや電子メールの情報漏えいを防止するサービス。 |
Azure IoT | AzureでIoTソリューションを実現するためのプラットフォーム。 |
Azure IoT Central | IoTデバイスからの情報収集、蓄積、分析を、ユーザーに代わって行ってくれるサービス。 |
Azure IoT Edge | IoTデバイスから収集されたデータを、デバイス側で処理してAzure IoT Hubへ処理結果を渡すサービス。 |
Azure IoT Hub | IoTデバイスを接続して、クラウド側で監視、制御するAzure IoTの中心的サービス。 |
Azure IoT ソリューションアクセラレータ | 一般的なIoTソリューションのテンプレート。 |
Azure Key Vault | アプリケーション内で使用するパラメーターを格納することにより機密情報を安全に保存するためのサービス。 |
Azure Log Analytics | Azureログの収集、保存、分析、可視化を行うサービス。 |
Azure Logic Apps | アクションをトリガーとしてワークフローを実行させるサービス。 |
Azure Machine Learning | 提供されたデータを学習し、予測分析を行うサービス。 |
Azure Machine Learning Studio | Azure Machine Learningの予測分析手続きをWebブラウザーから行うツール。 |
Azure Marketplace | Azure仮想マシンのためのテンプレートを検索、利用するためのWebサイト。 |
Azure PowerShell | PowerShellで利用可能なAzureコマンド。 |
Azure PowerShellモジュール | Azure PowerShellを利用するためにユーザーのコンピュータにインストールするモジュール。 |
Azure Resource Manager | Azureリソースの作成、管理、アクセス制御を行う内部サービス。 |
Azure Security Center | Azureのセキュリティ管理の中心的サービス。 |
Azure SQL Data Warehouse | 自動スケーリング可能なデータウェアハウスサービス。 |
Azure SQL Database | Microsoft SQL Serverをエンジンとするマネージド型SQLデータベースサービス。 |
Azure Storage | オンラインストレージサービス。 |
Azure Web Apps | Webアプリケーションの実行環境を提供するサービス。 |
Azure アーキテクチャコンポーネント | Azureのシステム要素。 |
Azure アカウント | Azureのサインアップを行った際に作られるアカウント。 |
Azure 可用性セット | Azureデータセンター上のサーバーラックやサーバー機に対し、Azure仮想マシンの配置レイアウトを指定できるサービス。 |
Azure 可用性ゾーン | Azureリージョン内のデータセンターに対し、Azure仮想マシンの配置レイアウトを指定できるサービス。 |
Azure 仮想マシン | Azure上で稼働する仮想コンピューター。 |
Azure コスト管理 | サブスクリプション内で使用中のリソースを全て追跡し、コストを分析するサービス。 |
Azure サービス正常性 | Azureデータセンターの障害や計画メンテナンス情報が見られるAzureモニターのメニュー。 |
Azure サブスクリプション | Azureアカウントに紐づく管理の単位。リソースはサブスクリプションの下に作られる。 |
無料試用版サブスクリプション | すべてのAzureサービスを無料試用できるサブスクリプション。 新規ユーザー1名につき、1回のみ取得が可能。 作成(サインアップ)から30日経過するか、22,250円分以上を使用するとアクセスできなくなる。 無料試用版として作ったリソースは30日以内に従量課金制にアップグレードすれば引き続き使える。また、一部のサービスはさらに12か月間無料で利用できる。 |
Azure ポータル | Azureを操作するWebベースの管理ツール。 |
Azure ポリシー | Azureリソースに対してルールと効果を適用し、コンプライアンスに準拠させるサービス。 |
Azure マルチファクタ認証 | 携帯電話など、複数の要素を利用した認証。 |
Azure モニター | Azureが収集したログをまとめて監視できるサービス。 |
仮想ネットワーク | Azure仮想マシンを接続するための仮想的なネットワーク。 |
仮想ネットワークゲートウェイ | ゲートウェイサブネット内に作成するソフトウェアベースのVPN装置。 |
クォータ | 1リージョンに作れるリソース上限などの制約のこと。 操作ミスや不具合による大量請求を防止するための仕組み。 事前申請により、サブスクリプション単位で緩和が可能。 |
グローバルピアリング | 異なるリージョンの仮想ネットワーク同士を接続すること。 |
ゲートウェイサブネット | サイト間接続のために仮想ネットワーク内に作成する、仮想マシンを配置できないサブネット。 |
サービス管理者 | サブスクリプション毎に割り当てられる、サブスクリプション全体にフルコントロールアクセスできるユーザー。 |
サポートプラン: BASIC |
無料プランで技術的サポートなし。 一部のサブスクリプション管理サポート(課金、クォータ調整、アカウント移転など)は受けられる。 |
サポートプラン: DEVELOPER |
非運用(開発・テスト)環境の技術的サポートを受けられる。 サポートは電子メールのみ、かつ営業時間内。 |
サポートプラン: STANDARD |
運用環境の技術的サポートを受けられる。 サポートは電話とメールが可能で、24時間365日。 |
サポートプラン: PROFESSIONAL DIRECT |
STANDARDのサポートに加えて、ベストプラクティスに基づく設計やオペレーションのサポート、Webセミナーによるトレーニング等の付加サービスも受けられる。 |
サポートプラン: PREMIER |
Azure以外にもMicrosoft製品全般の技術的サポートが受けられる。 重大な問題には15分以内に応答。 専任のテクニカルアカウントマネージャーが割り当てられる。 ユーザー環境に合わせたオンサイトサポート(アーキテクチャ(設計)レビュー、パフォーマンスチューニング、構成・実装支援など)も受けられる。 |
サイト間接続 | Azureの仮想ネットワークとオンプレミスのネットワークを接続すること。 |
ネットワークセキュリティグループ (NSG) | 仮想マシンの通信を制御する、ステートフルなパーソナルファイアウォール。 |
トラストセンター | Azureを含むMicrosoft社製品のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスの最新情報を提供するWebポータル。 |
ピアリング | 仮想ネットワーク同士を接続すること。 |
VPNデバイス | サイト間接続で、オンプレミスのネットワークに配置するVPN装置。 |
ローカルネットワークゲートウェイ | サイト間接続で接続されるオンプレミスネットワークのアドレス範囲やVPNデバイスのIPアドレスなどの情報を設定するAzureリソース。 |
RBAC (Role Based Access Control) | ARMの機能で、サブスクリプション、リソースグループ、リソースのそれぞれに対するアクセス権(閲覧、作成、削除など)をユーザーに割り当てられる。 |