前の記事:Pythonチュートリアル(1章)の内容を箇条書きでまとめた
#はじめに
Python3 エンジニア認定基礎試験対策として、Pythonチュートリアル(書籍)の内容を暗記しやすい箇条書きにまとめた自分用メモです。
##参考資料
Pythonチュートリアル: https://docs.python.org/ja/3/tutorial/
2章: https://docs.python.org/ja/3/tutorial/interpreter.html
書籍: https://www.oreilly.co.jp/books/9784873117539/
#"2章 Pythonインタープリタの使い方"
- Python3 エンジニア認定基礎試験の配点
- 1 / 40問(2.5%) ☆★★★★(重要度:小)
- テーマ
- インタープリタのインストールと起動/終了
- 引数の取得方法
- 対話モードとプロンプトの種類
- ソースファイルのエンコーディング(文字コード指定)
#2.1 インタープリタの起動
- UNIXの場合
- Pythonのインストール場所
- 通常 /usr/local/bin/python3.5 としてインストールされている。
ディレクトリはインストール時に指定可能。
- 通常 /usr/local/bin/python3.5 としてインストールされている。
- 起動方法
- シェルで "/usr/local/bin/python3.5" と入力。
- UNIXシェルのサーチパスに /usr/local/bin が入っていれば、"python3.5" で起動できる。
- 終了方法
- プライマリプロンプト (>>>) が出ているときに [Ctrl] + [D] を入力。
- quit() コマンドを入力。
- Pythonのインストール場所
- Windowsの場合
- Pythonのインストール場所
- 通常 C:\python35 にインストールされる。
これもインストール時に変更可能。
- 通常 C:\python35 にインストールされる。
- 起動方法
- DOSプロンプトで "C:\python35\python" と入力。
- 以下のコマンドで環境変数pathに C:\python35 を入れれば、"python" で起動できる。
- set path=%path%;C:\python35
- 終了方法
- プライマリプロンプト (>>>) が出ているときに [Ctrl] + [Z] を入力。
- quit() コマンドを入力。
- Pythonのインストール場所
- ちなみに、[Ctrl] + [D]や[Ctrl] + [Z]はOSにおける**EOF(End Of File: ファイル終端キャラクタ)**を意味する。
##2.1.1 引数を渡す
- スクリプトを起動した際の引数は、sys.argvに割り当てられる。
- sysは組込モジュールで、import sys を実行することで参照できる。
- arvgは引数を格納したリストであり、長さは最小1である。
- スクリプト名も引数も与えられない場合、sys.argv[0]は空の文字列になる。
- スクリプト名が標準入力を意味する "-" の場合、sys.argv[0]も "-" になる。
- "-C コマンド" の形式で実行した場合、sys.argv[0]は "-C" になる。
- "-m モジュール名" の形式で実行した場合、sys.argv[0]は指定したモジュールの完全な名前になる。
- "-C コマンド" や "-m モジュール名" の後に続くオプションはsys.argvに残される。
##2.1.2 対話モード
- コマンドをtty(標準入出力となっている端末デバイス)から読み込んでいるとき、インタープリタは対話モードになっている。
- 対話モードでは、インタープリタは以下を表示する。
- ウェルカムメッセージ ... 最初に表示。バージョンと著作権から始まる。
- プライマリプロンプト (>>>) ... コマンド入力を促す。
- セカンダリプロンプト(...) ... if文などを入力した際に表示され、継続行の入力を促す。
#2.2 インタープリタとその環境
##2.2.1 ソースコード・エンコーディング
- Pythonのソースファイルは、デフォルトではUTF-8でエンコードしてあるものとして扱われる。
- UTF-8では、世界のほとんどの言語の文字を扱える。
- ただし標準ライブラリでは識別子(クラス、変数、関数などの名前)にASCIIキャラクタのみを使っているので、倣ったほうがいい。
- ソースコードの編集にはUTF-8を認識するエディタを使う必要がある。
- UTF-8では、世界のほとんどの言語の文字を扱える。
- UTF-8以外のエンコーディングを使うこともできる。
- 方法は、*# _*_ coding: エンコーディング名 _*_ の特殊コメント行をソースの1行目か2行目に記載する。
- 使えるエンコーディング一覧は、ライブラリリファレンスのcodecsの項にある。