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Pythonチュートリアル(2章)の内容を箇条書きでまとめた

Last updated at Posted at 2020-04-21

前の記事:Pythonチュートリアル(1章)の内容を箇条書きでまとめた

はじめに

Python3 エンジニア認定基礎試験対策として、Pythonチュートリアル(書籍)の内容を暗記しやすい箇条書きにまとめた自分用メモです。

参考資料

Pythonチュートリアル: https://docs.python.org/ja/3/tutorial/
2章: https://docs.python.org/ja/3/tutorial/interpreter.html
書籍: https://www.oreilly.co.jp/books/9784873117539/

"2章 Pythonインタープリタの使い方"

  • Python3 エンジニア認定基礎試験の配点
    • 1 / 40問(2.5%) ☆★★★★(重要度:小)
  • テーマ
    • インタープリタのインストールと起動/終了
    • 引数の取得方法
    • 対話モードとプロンプトの種類
    • ソースファイルのエンコーディング(文字コード指定)

2.1 インタープリタの起動

  • UNIXの場合
    • Pythonのインストール場所
      • 通常 /usr/local/bin/python3.5 としてインストールされている。
        ディレクトリはインストール時に指定可能。
    • 起動方法
      • シェルで "/usr/local/bin/python3.5" と入力。
      • UNIXシェルのサーチパスに /usr/local/bin が入っていれば、"python3.5" で起動できる。
    • 終了方法
      • プライマリプロンプト (>>>) が出ているときに [Ctrl] + [D] を入力。
      • quit() コマンドを入力。
  • Windowsの場合
    • Pythonのインストール場所
      • 通常 C:\python35 にインストールされる。
        これもインストール時に変更可能。
    • 起動方法
      • DOSプロンプトで "C:\python35\python" と入力。
      • 以下のコマンドで環境変数pathに C:\python35 を入れれば、"python" で起動できる。
        • set path=%path%;C:\python35
    • 終了方法
      • プライマリプロンプト (>>>) が出ているときに [Ctrl] + [Z] を入力。
      • quit() コマンドを入力。
  • ちなみに、[Ctrl] + [D]や[Ctrl] + [Z]はOSにおけるEOF(End Of File: ファイル終端キャラクタ)を意味する。

2.1.1 引数を渡す

  • スクリプトを起動した際の引数は、sys.argvに割り当てられる。
    • sysは組込モジュールで、import sys を実行することで参照できる。
    • arvgは引数を格納したリストであり、長さは最小1である。
    • スクリプト名も引数も与えられない場合、sys.argv[0]は空の文字列になる。
    • スクリプト名が標準入力を意味する "-" の場合、sys.argv[0]も "-" になる。
    • "-C コマンド" の形式で実行した場合、sys.argv[0]は "-C" になる。
    • "-m モジュール名" の形式で実行した場合、sys.argv[0]は指定したモジュールの完全な名前になる。
    • "-C コマンド" や "-m モジュール名" の後に続くオプションはsys.argvに残される。

2.1.2 対話モード

  • コマンドをtty(標準入出力となっている端末デバイス)から読み込んでいるとき、インタープリタは対話モードになっている。
  • 対話モードでは、インタープリタは以下を表示する。
    • ウェルカムメッセージ ... 最初に表示。バージョンと著作権から始まる。
    • プライマリプロンプト (>>>) ... コマンド入力を促す。
    • セカンダリプロンプト(...) ... if文などを入力した際に表示され、継続行の入力を促す。

2.2 インタープリタとその環境

2.2.1 ソースコード・エンコーディング

  • Pythonのソースファイルは、デフォルトではUTF-8でエンコードしてあるものとして扱われる。
    • UTF-8では、世界のほとんどの言語の文字を扱える。
      • ただし標準ライブラリでは識別子(クラス、変数、関数などの名前)にASCIIキャラクタのみを使っているので、倣ったほうがいい。
    • ソースコードの編集にはUTF-8を認識するエディタを使う必要がある。
  • UTF-8以外のエンコーディングを使うこともできる。
    • 方法は、# *_*_ coding: エンコーディング名 _*_ の特殊コメント行をソースの1行目か2行目に記載する。
    • 使えるエンコーディング一覧は、ライブラリリファレンスのcodecsの項にある。

次の記事:Pythonチュートリアル(3章)の内容を箇条書きでまとめた

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