1. はじめに
こんにちは。株式会社ウイズ・ワン、ServiceNow担当のS-Kです。
前回の記事ではServiceNowの個人インスタンスの取得から設定しておくべき内容をご紹介させていただきました。
その後、何から学習をすべきか分からない、独自に学習をしてみたが、出てくる単語や仕組みがいまいち理解できない、というような悩みが出ているかもしれません。
本記事では、少しでも学習の助けになればということで、
学習するのに何から手を付ければいいか、分からないことを調べるときにどうしているか をご紹介します。
本記事は2024/09/05時点での情報となります。
2. 学習教材の紹介
学習教材ですが、今回は2つ紹介いたします。
1つ目は、最初の記事でも紹介させていただいた、Welcome to ServiceNow、になります。
こちらは、ServiceNowの基本、用語、利用方法等について解説されているため、初めて触れる方は是非一度コースを受講してみてください。
コース内の映像が英語であったり、全容を把握するのに時間がかかってしまうかもしれませんが、受けておいて損のないコースとなっております。
2つ目はDeveloperサイトにある、Learning Plans、になります。
実際に個人インスタンスにコースの内容に沿って作業をしていくため、読んで手を動かし覚えることができます。
受けるコースの順番に指定はありません。
どのコースも複数のモジュールがあり、好きな順番に受けることができますが、
New to ServiceNowを最初に受け、次にServiceNow Administratorを受けるのがおすすめです。
New to ServiceNowのServiceNow Basicsモジュールを最初に行うことでより基礎を固めることができます。
まずはServiceNowの基礎を固めていきたいという場合、この2つの学習教材は無料で受けられ、取り掛かりやすいと思いますので参考にしていただければと思います。
Developersサイトには、Learning Plans以外にもいくつかコースがありますので、是非確認してみてください。
3. 分からないことをどう調べているか
学習を進めていったり、実際の業務でServiceNowに触れてみると、分からない単語や仕組みがどのようになっているのか分からないものが出てくるかと思います。
その場合、どのように調べているのかをご紹介できればと思います。
1つ目は公式の製品ドキュメントとなります。
例えば、ServiceNowではGlideRecordやGlideDateといった、Glide〇〇という単語をよく見かけるようになると思います。
それらを検索してみると、例文付きでどのように出力されるのかが記載されているものもありますので、まずは公式のこちらを確認してみるのがよいと思います。
2つ目はServiceNow Communityとなります。
こちらは学習をしてすぐだとあまり利用する機会がないかと思います。
といいますのも、こちらはServiceNowを利用して実際に開発をしている幅広い方に、こんなことで困っている、何か解決策を知らないか、というように問いかけをするために利用されています。
今後何かの機会で利用することがあるかと思いますので、今回紹介させていただきました。
必ず返事が来るわけではありませんが、質問を投げておくことでもしかしたら、回答が来るかもしれません。
また、ServiceNowの基本言語が英語なので、ほとんど英語で回答がきます。
質問を投げる際も、英語で質問すれば多少早く回答がきますので、翻訳して英語で質問を投げてみてください。
公式の製品ドキュメントと少しかぶってしまうので紹介はしませんでしたが、DevelopersサイトのReferenceもうまく活用してみてください。
こちらにも開発の時に使用する単語や、記述が記載されております。
4. まとめ
学習の教材や、何か調べるときにどんなサイトを利用しているのかを今回はご紹介させていただきました。
どのように学習をしていけばよいか、基礎をどう固めるか、という手助けになればと思います。
また、行き詰まったときにGoogleで検索をしてみると、似たような所で行き詰まってしまった方が解決策を記事にしていることも多くあります。
そういった記事も読んで、自分の力にしていってもらえればと思います。
株式会社ウイズ・ワン ServiceNow担当S-K