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【ServiceNow】Certified Implementation Specialist - IT Service Management (CIS-ITSM)取得まで

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1. はじめに

こんにちは。株式会社ウイズ・ワン、ServiceNow担当のS-Kです。
今回、ITSMの資格取得をいたしましたので、本記事ではServiceNowの認定資格、
Certified Implementation Specialist - IT Service Management (CIS-ITSM) について、
資格の概要や学習の参考情報等をご紹介します。

本記事は2024/10/29時点での情報となります。

2. ServiceNow CIS-ITSMとは

Certified Implementation Specialist - IT Service Management (CIS-ITSM) は、ServcieNowの資格の中でもシステム導⼊・構築担当者(プロダクトライン)に分類される資格となっています。
CIS-ITSMの資格はCISの中でも最も多く取得者のいる資格となっており、CSAの次のステップとして取得することを考えている方もいらっしゃるかと思います。
推奨事項や試験内容等については、以下の試験仕様書を参照ください。試験仕様書には試験範囲や出題される割合も記載されておりますので、一度は目を通してください。
ServiceNow Certified Implementation Specialist - IT Service Management 試験仕様書

CISの資格保有者について気になる方は、ServiceNowが公開しておりますパートナーの資格取得状況一覧を参考にしていただければと思います。(定期的に更新されております)
ServiceNow パートナー:認定資格取得状況一覧公開について
以下のURLからラーニングパスが確認できますので、ITSM以外でも自分がどのような資格を取得すべきかの参考にしていただければと思います。
ServiceNow認定トレーニング認定資格ご案内

3. ServiceNow CIS-ITSM試験を受けるには

CIS-ITSMの試験を受けるには、ServiceNowが公開している学習コースを受講する必要があります。
受講が必要となるコースは以下の通りです。

・IT Service Management (ITSM) Fundamentals(オンデマンドで10時間30分)

・IT Service Management (ITSM) Implementation(オンデマンドで16時間3分)

どちらのコースも英語の動画視聴となり、理解するのが難しいかもしれません。
また、ラボのためのインスタンスも期間が短いため、コースの受講は大変かもしれませんができるだけ短期での受講を推奨します。
これら2コースの受講が必要となり、IT Service Management (ITSM) Implementationのコースが完了すると、バウチャーコードの発行が可能となります。
CISのバウチャーコードの発行には450USDに税がかかりますので、約500USDとなります。

4. ServiceNow CIS-ITSM学習方法・学習ソース

CIS-ITSM取得までの学習に関して、筆者自身や周りの資格取得者の経験から、学習方法や学習の参考になる情報について紹介します。
今回は試験合格というところに焦点を当てての紹介となりますので、合格した後も製品をより理解するために、資料の読み込みやPDIで実際に触れていくことをしていただければと思います。

4.1. 試験範囲学習

IT Service Management (ITSM) Implementationのコースには、電子書籍がついておりますのでそちらを参考にするのがよいと思います。
コースの受講に沿って解説がついておりますので、コース受講と合わせて確認しつつ、内容を覚えていくことが試験学習につながると思います。

4.2. 試験問題対策

今回試験問題の対策としては、以下のサイトの問題を反復して行いました。

英語の内容となりますので、日本語に一度翻訳して問題を解いていく必要がありますが、こちらのサイトの問題を反復することで合格につながったと思っています。
実際の試験では、回答の選択肢も日本語に翻訳されていたり、英語のままであったりとバラバラになっておりますので、翻訳する際には回答も合わせ翻訳し日本語の回答に慣れておくのもよいと思います。

5. まとめ

ServiceNow CIS-ITSM資格について、簡単にはなりますが概要と学習の参考情報等を紹介してまいりました。

始めてITSMに触れてみる方は、教材で説明した電子書籍をまずは読み込むことから行うのがよいと思います。
分からないことや知らないことが多く出てくるかと思いますので、一つずつかみ砕いて覚えていくことが確実かと思います。
すでにITSMの製品に長く触れている方は、問題を反復することが合格への近道になるかと思います。
実際にITSMに過去触れていたおかげで、学習時間は少なく済んだと思います。
また、ラボの実演も行うことで理解を進めることができるかと思いますので、ラボの実演も一度は触れてみることを推奨します。

以上、これらの情報がCIS-ITSM取得の手助けになると幸いです。


株式会社ウイズ・ワン ServiceNow担当S-K

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