概要
- Vimを使っていると, Ctrlキーと Escキーを多用します
- 一般的なキーボードでは, Escキーは左上,Ctrlキーは左下に配置されていることが多く,どちらもホームポジションから大きく外れて押しづらいです
- SandS(スペースキーとの組み合わせ)でEscを実行するなどのアプローチも可能ですが,自分は CapsLock の位置にCtrlとEscを両立する方法を愛用しています
- 具体的には,以下のようなキー配列で操作できるようにしています
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L_Ctrl / Esc
と書いたキーは,他のキーと一緒に押すとCtrlキーとの同時押しになり,他のキーを押さずに離すとEscキーを押したことになります- 自分はVimでの用途が多いけれど,他のシチュエーションでも便利に感じる機会は多いと思います
前提条件
- 一般的なキーボードでは今回
L_Ctrl / Esc
と定義したキーの位置にはもともと CapsLockキーがあるので,レジストリ変更などによってL_Ctrlに置換しています
実現方法
Windows
- AutoHotKey を使うといい感じに設定できそうで,既に他のキーで実現している方が居られた
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https://github.com/karakaram/alt-ime-ahk
- こちらは alt キーを単押しするとIME切り替えを実行するもので,日本語配列のキーボードを使用している場合は非常に便利そうです
- 今回はこちらを参考に Ctrlキーを単押しした場合にEscキーを発行するようにして実現できた
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https://github.com/karakaram/alt-ime-ahk
Linux
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xcape
コマンドを使うといい感じにできる - 起動時の自動実行コマンドに登録しておくと便利
.sh
$ xcape -e 'Control_L=Escape'
Mac
- はっきりと把握していないけれど Karabiner を使うと実現できそう