目次
- はじめに
- 実装方法
- まとめ
はじめに
Visualizerではコードを書かなくても、
縦向きと横向きの両方のプロパティを持つ画面を作成することができます。
これらのプロパティはフォーム単位で設定していきます。両方の向きをサポートするように画面を設計すれば、
ユーザーがデバイスを回転させた時も向きにあった画面を提供することができます。
実装方法
それぞれのデバイスでのデフォルトの向きは、
iPhone、iPad、BlackBerryでは、縦向き(Portrait)となっており、
Windows PhoneとAndroidでは、両方(Both)となっています。
次に紹介する方法は、デバイスごとの設定も可能ですので参考にしてみてください
1. 画面の用意
- frmMain を作成します。
- btnMain ボタンを frmMain の中に作成します。
2. フォームの設定
縦向きと横向きの両方に画面を設定するには、次のようにします。:
- プロジェクトで、Projectタブをクリックします。画面右のプロパティにあるFormタブで、General > Orientation のドロップダウンリストを開きます。
Orientationには、 Portrait, Landscape , Both の3つがあります。
以下では、この3つについて説明していきます。
-
Portrait
Portraitを選択した場合、 frmMain は常に縦向きに固定されます。
Portraitの結果:
-
Landscape
Landscapeを選択した場合、frmMain は常に横向きに固定されます。
Landscapeの結果:
-
Both
Bothを選択した場合、frmMainは、画面を横向きに回転させると自動的に横向きに変換され、縦向きに回転させると自動的に縦向きに変換されます。
Bothに設定後、
以下の動画のように向きの切り替えボタンをクリックして、ビジュアライザー上の画面の向きを変更します。
Bothの結果:
まとめ
今回はフォームの向きを設定する方法についてご紹介いたしました、コードなしで画面の向きに応じた設定をできるのは便利ですよね。フォーム単位での設定が必要なので、そちらだけご注意ください!
この記事があなたのお役に立てることを願っています
参考