目次
- はじめに
- 実装方法
3. HTMLファイルを作成
4. CSSファイルを作成
5. JSファイルを作成
6. CSSとJSファイルをHTMLに組み込み
7. ブラウザウィジェットにローカルファイルを指定 - まとめ
はじめに
ブラウザウィジェットでは、公開されているWebブラウザのページを指定して表示することができます。
その他にも、Visualizer上で作成されたHTMLファイルも表示することが可能ですので、
今回はその方法についてご紹介していきたいと思います!
実装方法
HTMLファイルを作成
まずはじめに、HTMLファイルを作成します。
左メニューのプロジェクトタブを開き、Webを開いてください。
Localfiles => New => HTML Fileを選択すると、
HTMLファイルが作成されます。
作成したHTMLファイルの上で右クリックすると、名前が変更できます。
今回は、home.htmlと名前を設定しました。
HTMLを開いて、コーディングしましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
</head>
<body>
<div class="container">
<h2>Welcome to Kony!</h2>
<p>This is tutorial how to use local file for browser widget.</p>
<button type="button" onclick="onClickBtnNow()"> Show Alert </button>
</div>
</body>
</html>
完成したら、HTMLファイルのプレビューを2通りの方法で確認できます。
方法①:home.html上で右クリックをして、Open Previewを選択。
方法②:home.html上で右クリックをして、Launch in external browserを選択
HTMLファイルが正しく作成されているかどうか、
すぐチェックしたい時に確認すると良いと思います
CSSファイルを作成
次にCSSファイルを作成していきましょう。
先ほどと同様、Localfiles => New => CSS File.を選択してください。
home.cssと名前を変更しました。
CSSファイルにも同様に、コーディングをしてきます。
body{
height : 100vh;
display : flex;
align-items: center;
}
.container{
width : 80%;
margin : auto;
text-align : center;
}
h2{
color : #2887f2;
}
p{
color : #646e83;
}
button[type="button"]{
width : 130px;
height : 30px;
border-radius : 30px;
background : #40a8f6;
outline : none;
color : white;
border : none;
}
button[type="button"]:hover{
background : #25699c;
}
JSファイルを作成
次にJSファイルを同様に作成していきましょう。
Localfiles => New => JS Fileを選択し、名前を変更します。
ファイルを開き、コーディングをします。
今回ボタンクリック時にアラートを出す処理を入れたいので、alertの処理を追加しました。
function onClickBtnNow() {
alert("Welcome to Kony!");
}
CSSとJSファイルをHTMLに組み込み
ここまでで全てのファイルが揃ったので、
HTMLにレイアウトとアクションを適用するために、
HTMLファイルを開き、以下のように追加してください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<link rel="stylesheet" href="home.css" /> //追加
<script type="text/javascript" src="home.js"></script> //追加
</head>
<body>
<div class="container">
<h2>Welcome to Kony!</h2>
<p>This is tutorial how to use local file for browser widget.</p>
<button type="button" onclick="onClickBtnNow()"> Show Alert </button>
</div>
</body>
</html>
ブラウザウィジェットにローカルファイルを指定
HTMLファイルにレイアウトと動きを持たせることができたので、
最後の仕上げとして、ブラウザウィジェットに作成したHTMLファイルを指定します。
左メニューのProjectタブを開き、
Responsive Web/ Desktop => Formsを右クリック => New Formを選択し、
新しいフォームを作成します。
フォームができたら、
Default LibraryからBrowserを選択し、フォーム内に設置してください。
Browser Widgetを選択した状態で、
右メニューのBrowserタブ => Master DataのEditをクリック
このような画面が開くので、
Typeのプルダウンで、Local File
を選択してください。
どのファイルを指定するか選択ができるため、
虫メガネマークをクリック
ここまでで、ブラウザウィジェットにローカルファイルを指定する方法は以上となります!
最後に、どのように表示されるか見てみましょう!
— Kony (@Kony12763790) January 7, 2021
HTMLで指定した内容が表示され、
ボタンをクリックするとアラートが表示されることがわかります
まとめ
Visualizerで作成したHTMLファイルや外部のHTMLコンテンツをアプリに入れたい場合など、
今回紹介した方法で実装ができますので、是非活用してみてくださいね!
参考