はじめに
FlutterFlowがどんな感じのツールか体感すべく、色々と触ってみました。
本記事を読めばなんとなく使用感が伝わるかと思います。
使用を検討している方々の参考になれたら幸いです。
TL;DR
以下は実際に使用した所感を簡潔に纏めたものです。
結論としては、プロトタイプを制作したい場合にかなり有用なツールだと感じました。
■良い点
・動きのあるモックがノーコードで作成可能
・データベースとの統合が容易
・約70種類に及ぶ、おしゃれな画面テンプレートを利用可能
■良くない点
・英語がつらい人にはつらい
・プログラミング知識が皆無だとつらい
詳細
TL;DRの内容に対する詳細を記載します。
1. 動きのあるモックがノーコードで作成可能
アプリのプロトタイプの評価は、スマホで動かしてみるとよりリアリティがあり良いと考えます。
GUIのみで作成したモックが↓のようにスマホでの操作同様に動きます(初回の投稿制約で動作のgifを添付できず...)
また、画面遷移図等の設計資料も自動で作ってくれます。
2. データベースとの統合が容易
FlutterFlowはFirebaseと手軽に統合できます。データベース、ストレージなど、Firebaseの多岐にわたる機能を手軽にアプリ内で使用することが可能です。
3. 約70種類に及ぶ、画面テンプレートを利用可能
下図のような画面テンプレが用意されています。
お洒落な画面が多いため、デザインが苦手なエンジニアでも安心安全!
4. 英語がつらい人にはつらい
下図は基本画面ですが、何から何まで英語です。
英語は全く分からない。という方にはつらいと思います。
※もちろんサポート等もすべて英語です
5. プログラミング知識が皆無だとつらい
エラーの対応等はプログラミング知識やデータベース知識が多少ないとつらいと思います。
レベル的にはなんとなく何が怒られているのか分かれば大丈夫だと思いますが、
全く何言ってるのかわからん!という人は先に基礎知識を付けないと触っていてつらいツールだと思います。
まとめ
正直なところ、ノーコードというより、突き詰めると結局はローコードツールなのかなと。
ただ、作ったプロトをそのままFlutterプロジェクトとして吐けるのはかなり便利です。
ここがFlutterFlowの最大のメリットなのではと思います。
今後FlutterFlowを使ったアプリ開発の記事を投稿予定です!