公式からGoの複数バージョンの取り扱い方が発表されていたので、goenvとさよならして公式の方法で運用することにしました。
goenvのアンインストールと複数バージョンのGoの扱い方について公式を引用しつつ記載します。
goenvのアンインストール方法
アンインストール方法は、goenvのgithubに記載があります。
https://github.com/syndbg/goenv/blob/master/INSTALL.md#uninstalling-goenv
まずは、自分のローカルマシンに設定している環境変数の設定を削除します。
私の場合は.zshrcに記載している以下の3行(コメント入れて4行)を削除しました。
# for goenv
export GOENV_ROOT="$HOME/.goenv"
export PATH="$GOENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(goenv init -)"
次にgoenvのインストールディレクトリを削除します。
goenv root
を実行したときに出力されるディレクトリを削除します。
rm -rf `goenv root`
私は臆病なので、ls -Rl `goenv root`
と中身を確認してから、実行しました。
Homebrewを使ってインストールした方は、brew uninstallしてください。
brew uninstall goenv
以上です
goのインストール方法
公式から環境に合わせてインストールします。
もちろんソースからビルドしても良いと思います。
私はmacなので、macのインストーラーからインストールしました。
goのバージョンアップ
過去のバージョンをアンインストール
sudo rm -rf /usr/local/go
公式から環境に合わせて最新版をインストールします。
過去バージョンのgoをインストールする方法
公式の方法にならってインストール、実行します。
goの1.17.7をインストールする場合を例示します。
インストールした古いバージョンのgoを実行するときにはgoの後ろにスペースを開けずにバージョン番号をつけます。
go install golang.org/dl/go1.17.7@latest
go1.17.7 download
GOROOTを確認します。
MacBook-Pro:~ vermee81$ go1.17.7 env GOROOT
/Users/vermee81/sdk/go1.17.7
MacBook-Pro:~ vermee81$ go env GOROOT
/usr/local/go
ちゃんとバージョンごとに分かれてて安心です。