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Watson Visual RecognitionがLite Planに登場!

ごあいさつ

2017年は1本も投稿できず、前回から1年以上あいてしまいました。私は元気です。

Visual Recognitionとは

今さらVisual Recognitionを知らない人はいないと思うけど、知らない方はこちらの投稿がわかりやすい。
Version UpしたVisual Recognitionで、Watsonをトレーニングして独自の画像判別モデルを作る!

カスタムモデルはやっぱり(手前味噌だけど)これがいい。
Watson Visual Recognitionがすごすぎて俺の中で話題になっている件

今回何が変わったのか?

IBM Cloudにはライト・プランという無料で無期限に使えるアカウントが昨年追加された。それまでのトライアル・プランでは30日経過するとPAYG(Pay As You Go、いわゆる有料プラン)に移行しないと継続利用ができなかったのだが、ライト・プランは期限なしで無料のまま使える。ただし制約もあって、トライアル・アカウント時代のようにIBM Cloudの全サービスが無料で使えるわけではなく、使えるサービスは限られていた(といってもあまり困らない程度には無料で使えていたのだが)。

そして、Visual Recognitionは無料では使えないプランだったのだ。つい先日までは。

変更前のプラン

VR_Before.png

変更前は、フリー・プランと標準プランの2つだった。だがフリー・プランはライト・アカウントでは使用できない。トライアル・アカウントならばフリー・プランを選択できるし、PAYGに移行すればフリー・プランも標準プランも両方選択可能で、そうすればVisual Recognitionを使うことが可能だった。PAYGでもフリー・プランが選択できたため、1日250枚までは無料で分類できたのだ。

変更後のプラン

VR_After.png

変更後は、フリー・プランが無くなりライト・プランに変わった。ライト・プランだと7500枚も分類できる!と思っていたら、下の説明文にあるが1日あたり最大250枚だった。今までと変わらない。この7500枚というのは累積枚数のことだと思われる。つまり、毎日250枚ずつ分類していたら30日で上限に達してしまう。フリー・プランは1日250枚で日数制限なしだったのが、ライト・プランだと1日250枚で最小30日で限界なわけだ。

このプラン変更は改悪なのか?

さて、気になるのはこれは改悪なのだろうか?
トライアル・アカウントは30日しか有効ではない。30日経過すればPAYGに移行する必要がある。
一方ライト・プランは、限界いっぱいまで使えば30日で上限に達するが、1日10枚しか分類しないのであれば750日≒2年間利用できる。これは逆に改善だったりするのではなかろうか・・・?
これが改悪に思える人は、クレジットカードを登録してPAYGに移行したうえでフリー・プランを使っていた人だろう。頑張って制限を越えない範囲でコントロールして使っていたような人は、この変更のおかげでVisual Recognitionに関しては上限が設定されてしまった。継続利用したければ標準プランに移行してお金を払わないといけない。
他に改悪に感じる人がいるとしたら永遠のトライアル・アカウントを持っている中の人たちであろう。

呼び出し回数は継続されるのか?

気になるところは、2500コールくらいしたところでインスタンスを削除(または30日使わなかったから自動削除)した場合、その後インスタンスを再作成したら続きから始まるのかどうか。
つまり、残りコール数は5000コールなのか、新しくカウントしなおしで7500コールなのか。こういうタイプの制限をかけているんだからきっと続きからカウントされるんだろうなぁと思う。

・・・でもこれを検証するには最低でも30日かかるというのが問題。誰か検証して。

おわりに

とはいえ、ライト・アカウントの登場で30日を越えてもIBM Cloudのアカウントを維持できる上に、Visual Recognitionまでライト・プランに加わった。これでWatsonをちょっと使ってみようかなーという人は確実に増えるだろう。
次はVisual Recognitionの機能を拡張して欲しい・・・。Similar Image復活して欲しい。OCRも復活して欲しい。物体検出できるようになって欲しい。開発の方、これを見ていたらお願い・・・お願い・・・。