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Linux系OSに愛着が湧いてきた今日この頃,Raspberry Piより小さいLinuxを使えるマシンに興味があったので手を出してみることにしました.環境全部吹き飛ばすとかしたときの備忘録として記録を残しておきます.

買ってきたもの

全て秋月で購入してきました

Nano Pi NEO 512MB

NanoPi_NEO_1.jpg
NanoPi_NEO_2.jpg

・SoC : Allwinner H3
・CPU : Cortex-A7 (4コア)
・RAM : 512 MB
・ブートディスク : micro-SD
・ネットワーク : Ethernet(100 Mbps)
・USB : USB2.0 ×1
・映像出力 : なし
・電源 : 5V/2A USB

映像出力はありませんので,シリアル入出力から操作します.小さくてかわいい.

Nano Pi NEO シリーズ用ヒートシンク

heatsink.JPG

KIOXIA micro-SDカード ( 16 GB )

microSD.JPG

ソフトウェアの用意

ARM系コアのシングルボードコンピュータでよく見るArmbianのNano Pi NEO向けのものを利用します.
OSイメージの入った.xzファイルをダウンロードし,7-zipで解凍します.

解凍できたら,balenaEtcherでイメージファイルをmicro-SDカードに書き込みます.イメージファイルと書き込むストレージを選択して"Flash"をクリックするだけなのでとても楽.
スクリーンショット (203).png
スクリーンショット (204).png
これでソフトウェアの書き込みが完了しました.

起動

micro-SDカードをスロットに差し込み,USBケーブルをmicro-USB端子へ繋げます.
NanoPi_NEO_3.JPG

前述の通り,Nano Pi Neoには映像出力がないので,接続したmicro-USBをシリアルコンソールとして利用してTeraTermから操作します.PCでTeraTermを起動し,Nano Piを接続したシリアルポート番号を選択します.
スクリーンショット (205).png
接続されると,まずrootでのパスワードの設定を求められます.
次にbashとzshを選択します.私はbashを選択しました.

それが終わると,普段使用するアカウントの設定を求められます.ユーザ名とパスワードを設定します.
スクリーンショット (206).png
スクリーンショット (207).png
"Please provide your real name:"で,表示名を設定します.

次に行うのは言語設定です.Nano Piがインターネットに接続されていれば,自動で言語を認識してくれる機能を用いることができます.
最初にこの機能の有効化/無効化を行います.私はこのときNano Piをインターネットに接続していなかったので,この機能は無効にしました.

無効化したので,言語をリストから番号で選択します.日本語は101番だったので,101を入力.
スクリーンショット (210).png

次にタイムゾーンの設定を行います.
地域を選択して,その後国を選択します.
スクリーンショット (211).png
4番のアジアを選択.
スクリーンショット (212).png
23番の日本を選択します.
スクリーンショット (213).png
最後にタイムゾーンの確認を行って,初期設定は終わりです.

おわりに

設定がすごく簡単だし,GPIOピンもあるし,何より小さいのでロボットのコントローラにでも使いたいなあというお気持ちをここに表明

参考サイト

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