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[Azure] プロキシ環境下のSourcetreeからAzure DevOps Projectに接続する

Last updated at Posted at 2019-07-26

Sourcetreeはアトラシアン(Atlassian)社が提供する無料のGitクライアントです。
接続先としてAzure DevOps Projectにも対応していますが、プロキシとURLの設定に少し注意が必要なのでまとめておきます。

インストール時の注意

インストール中、ウィザードでBitbucket ServerかBitbucketにログインしないと先に進めないようになっていますが、ここでURLを変えてみてもDevOpsPJには接続できません。
Sourcetreeを使おうという方であればどちらか既存の接続先があると思いますので、ログインして先に進んで下さい。全く新規の場合はBitbucketにサインアップ(個人は無料)して先に進みます。
image.png

Azure DevOps ProjectでのPersonal Access Token発行

Sourcetreeからの接続にはPersonal Access Tokenを使用します。DevOps Projectで、以下の手順で発行しておきます。

個人メニューからSecurityを選択:
image.png

Personal access tokens → New Tokenを選択:
image.png

Tokenが発行されたらコピーしておきます。警告メッセージにもありますが、この画面を閉じると二度と確認できないので注意して下さい。
image.png

Sourcetreeのプロキシ設定

インストール後、Sourcetreeを起動したらツール → オプションを選択します。
image.png

プロキシサーバを設定し、「Git/Mercurialにプロキシサーバー設定を追加」にチェックを入れます。
image.png

DevOps Projectへの接続設定

プロキシ設定後ダイアログを閉じ、リモートリポジトリ → アカウント追加を選択します。
image.png

「ホスティングアカウントを設定」ダイアログで接続先を設定します。

  • ホスティングサービスで "Azure DevOps" を選択
  • ホストURLを入力:最近作成したDevOps ProjectのURLは https://dev.azure.com/xxxxxx/ になりますが、このドメインには現在Sourcetreeが対応していないため、https://xxxxxx.visualstudio.com/ の形式に変更して設定します。 例えば、DevOps ProjectのURLが https://dev.azure.com/vademo/ の場合は https://vademo.visualstudio.com/ を入力します。

image.png

プロジェクトを設定したら、「Personal Access Tokenを再読み込み」ボタンを押します。ダイアログが出るので、ユーザ名に DevOps Projectのアカウント、パスワードに 先のステップで発行したToken を入力してOKを押します。
image.png

「認証に成功」にチェックが入ったことを確認してしてOKを押します。
image.png

ダイアログが閉じると自動で更新され、DevOps Projectが表示されます。Clone対象のプロジェクトを選択します。
image.png

プロキシ設定が正しくされていれば「リポジトリタイプ:これはGitプロジェクトです」と表示されます。「クローン」ボタンを押します。
image.png

Cloneに成功するとリポジトリが参照できるようになります。
image.png

以上でSourcetreeの初期設定が完了しました。

参考資料

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