はじめに
この記事は、「#日めくりLayerX」と題して発信するブログリレーの2025年7月9日の記事として投稿しています。7月はAI・LLM事業部(Ai Workforce)の集中月間です!「私の◯◯愛を語る」というテーマに沿ってお送りします。
はじめまして、LayerXのYuです。
今年の1月からインターンに参加しており、Ai Workforceを使い、お客様に合わせたワークフローの構築や、Ai Workforceの開発をしています。今回のブログリレーのテーマが「私の◯◯愛を語る」ということで、インターン生からみたLayerX、AI・LLM事業部の魅力について書いてみようと思います。
1. プロフェッショナル軍団×カルチャーの体現
LayerX には、
- 元メガベンチャー CTO やテックリード
- 自分が学生時代に読んでいた技術書の著者
- OSS コミッター
など、プロフェッショナルなメンバーが目の前にいます。
少し雑談するだけで面白い話を聞けますし、仕事の中では学びの連続です。
小学生の頃、プロ野球選手と同じグラウンドに立ったときのような高揚感を社会人になっても味わえるとは思いませんでした(笑)
さらに驚いたのは 企業文化(カルチャー)が社員一人ひとりの行動にまで深く浸透していた こと。
“優秀で勢いのあるスタートアップ” という期待を 良い意味で裏切る体験 でした。
このカルチャー体験こそが、私が感じる LayerX の最大の魅力です。
2. 魅力を支える 2 本柱
2‑1. 羅針盤――LayerX の行動指針
LayerX には 5 つの行動指針から派生した具体的な行動・意思決定をまとめた 羅針盤 があります。
入社当初、「言語化されても実際は形骸化しがちでは?」と思っていました。というのも、これまでもいくつかインターンを経験してきましたが、文書としては存在するが、行動にはあまり反映されていなかったり、会社の雰囲気を作るほどの影響を感じたことはなかったからです。
しかし、LayerXでは日々の会話や意思決定でフル活用されており、すぐに自分の考えは覆されました。
2‑2. 評価の透明性 ―― 月末締め会/感謝 DB
- 月末締め会:羅針盤に沿った行動をとったメンバーを全社で表彰
- 感謝 DB(AI・LLM事業部週次):他メンバーの羅針盤に沿ったアクションに「いいね」でフィードバック
羅針盤を “ただの文書” で終わらせず、具体的な行動を可視化・称賛する仕組みが整っています。
日常会話でも「凡事徹底」「落ちているボールを拾う」などのフレーズが自然に飛び交い、文化がしっかり息づいていることを感じます。
3. Bet AI
せっかくなので、行動指針のBet AIに関連する羅針盤**「AIをまず試す」**にフォーカスしてみます。
この、"まず"がポイントです。
最近のAIツールは凄まじいスピードで進化していて、触るだけでもワクワクします。しかし一方で、
- 導入設定がめんどくさそう
- 自分の仕事の仕方を変えることへの怖さ
といった心理的ハードルがあると思います。
そこで、会社が全体の方針として「まず試そう」と背中を押してくれるのがとても魅力的な部分です。
エンジニアだけでなくビジネスサイドメンバーがCursorを活用していたり、さまざまなAIツールに関するSlackチャンネルがあり、日々さまざまなtipsや活用事例がシェアされています。社内でこのような雰囲気が出来上がっていると、
- 社内で生きた情報にアクセスできることによる、参入障壁の低下
- 「ツールに触れなければ置いていかれる」という健全な危機感
が生まれ、インターン開始時よりも、格段にAIツールへの意識が上がりました。
Bet AI Day開催!
この、Bet AIという行動指針を体現し、社内外のAI活用事例や技術的チャレンジを広げるべく、8月にBet AI DayというAIカンファレンスを開催します。興味のある方はぜひチェックしてみてください!
4. インターンで体感した羅針盤の力
凡事徹底
初めて任されたタスクで地道なチューニングを続け、最終的に一定の成果を出せました。成果だけでなく、地道に取り組んだプロセス も評価していただけたことが印象的でした。小さな努力も言葉にして評価されると、より丁寧に仕事に向き合えます。
Trustful Feedback
インターン生にも真正面から Trustful Feedback をいただけます。厳しい指摘から些細な行動改善の提案まで、良いことも悪いことも率直に伝えてくれるので学びが深いです。1〜2 週間ごとの 1on1 もあり、全体では相談しづらいことなども相談しやすい環境が整っており、心理的安全性が高い環境で働けています。
仕事のバイブルとして
最初のタスクを終え、次のタスクに移った途端、関わる人数も把握すべき情報量も一気に増えました。壁にぶつかったとき、上長との 1on1 や周囲のサポートのおかげで、徐々にですが乗り越えられています。そんなタイミングでふと、羅針盤を見返してみると、「もっと早く読んでおけば、もっと早く解決の糸口を掴めたかもしれない!」と感じました。
「凡事徹底」「成果を継続的に出す。いい行動は、リズムにして習慣化する。」など当たり前かもしれないが、仕事をする上で大切なアクションや考え方が凝縮されていました。
羅針盤を読むだけでなく、日々の行動で体現できるように、意識していきたいです。
5. おわりに
今回は、私がインターンを通じて感じた LayerX のカルチャー を中心にまとめてみました。
このカルチャーが浸透しているおかげで組織としての一体感が生まれ、フルリモート × フルフレックス な環境でも “一人で仕事している感” はありません。
今回は触れていませんが、他にもたくさんの魅力があります。この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、カジュアル面談 などぜひご応募ください!お待ちしています!!