プログラム初心者勉強会 2回目 -C# Windowsフォーム入門

#1. 前回リンク
https://qiita.com/Usyuuu-program-beginner/items/ca6d2019a1e5a933faf6

#2.次回記事リンク
https://qiita.com/Usyuuu-program-beginner/items/6b010dce68b437e5a72e

#3. やったこと
下のサイトの 5.イベント～6.コントロールまでを学習
http://kaitei.net/csforms/

#4. 配信時の録画
https://youtu.be/LV1YP31IyFw

※動画のチャプターはコメント欄の固定コメントを参照ください。

#5. 今回学んだこと
Windowsフォームというよりも、クラスとは何かを学びました。

#6. クラスとは
オブジェクトを作る為の設計図のようなもの。

記載例

class Form1
{
  (クラスの実装)
}

このクラスから作られた実体のことが「インスタンス」
new()関数を使用すること生成されます

Application.Run(new Form1());

##6.1 クラスの構造について
Cを学んできた人は**「構造体」のような構造**と言えば伝わりやすいと思います。
クラスは以下のように、メンバ変数やメンバ関数（メソッド）がクラス内で定義されます。

class Form1 : Form
{
    int clickCount = 0;  // メンバ変数1
    Button button;       // メンバ変数2

    // メンバ関数（コンストラクタ）
    public Form1()
    {
        button = new Button()
        {
            Text = "クリックしてください",
            Location = new Point(10, 10),
            Size = new Size(160, 40),
        };

        // イベントハンドラを登録
        button.Click += new EventHandler(button_Click);

        this.Controls.Add(button);
    }

    // イベントハンドラ本体
    void button_Click(object sender, EventArgs e)
    {
        clickCount++;
        button.Text = clickCount + " 回クリックされました";
    }
}

##6.2 コンストラクタについて
クラスの中で、クラス名と同じ名前のメンバ関数のことを「コストラクタ」と呼びます
インスタンスが生成される際に実行されるメソッドのことです。

##6.3 thisとはなにか
クラスをインスタンス化したものを"this"で参照する。

3.2章「クラスの構造について」のソースコード例内にある”this.Controls.Add(button);"は「Form1」のインスタンス化されたものを"this"で参照している。

##6.4　Control.Add()は何をしているのか
登録先のフォームへ、指定のコントロールを追加するためのメソッド。

コントロールの定義をしたクラスをインスタンスしただけでは、フォーム上に反映されません。
Control.Add()メソッドを使用するか、コントロールのParentプロパティを使用して登録することで初めてフォーム上に情報が反映されます。

※　コントロールとは
ボタンやチェックボックスなどといった部品の事を「コントロール」と呼ぶ。

#7 InitializeComponentとForm1（コンストラクタ）の使い分けについて
##5.1 InitializeComponentの使用用途

Program.cs内の void Main()から呼び出される初期設定用メソッド。
Form1.cs[デザイン]画面で編集した内容が自動的に反映されるのが”InitializeComponent"であり、自分で編集することは無い。

##7.2 Form1(コンストラクタ）の使用用途
クラス”Form1”をインスタンス化した際に最初に処理されるメソッド。

自分で処理内容を編集する為、Form1.cs[デザイナ]では実装できない初期設定処理はこちらに実装する。

#8 EventVisualStylesとは
色やフォント等を制御する際に呼ばれるメソッド。
上記を修正したりした場合は、Main()メソッドから呼び出す。

#9 オーバーロードとは
同じ名前で違う引数の関数を定義できること。

class Test
{
    public void Test( int a )
    {
       //コンストラクタ(1)の処理
    }

    public void Test( char a )
    {
       //コンストラクタ(2)の処理
    }

    public void Test( int a 、int b)
    {
       //コンストラクタ(3)の処理
    }
}

#10 オーバーライドとは
既存のイベントハンドラ内容を上書きして、独自のイベントハンドラとして定義できる

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#11 最後に
今回も参考サイトの内容とは別に多くのことを学習できました。
次回は章以降の勉強を進めようと思います。

##　ニコニコ配信先
https://com.nicovideo.jp/community/co3601066

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