Ubuntu 16.04ではNetBIOS名のホストへTCP接続を行うのに、sudo apt install winbind libnss-winbind
とやって、/etc/nsswitch.conf
へwins
と追記すればよかったと思います。
ところがUbuntu18.04やMint19では、上記のインストール直後はうまく行っていたのに再起動後に名前解決が失敗してしまいます。
winbind does not work after reboot on Mint 19 / Ubuntu 18.04
こちらを読んだところ、どうやらインストールでデフォルトで作成される /lib/systemd/system/winbind.service
の起動設定の問題らしいです。
/lib/systemd/system/winbind.service
をエディタで開いてみると[Unit]
セクションに以下のように記述されています。
After=network.target nmbd.service
これはsambaがあれば成功する設定で、実際にはsambaが居ないために起動が失敗してしまうとのこと。
After=network-online.target nmbd.service
Wants=network-online.target
このように設定することでsambaがインストールされていなくてもNetBIOS名の解決が行えるようになりました。