この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2016 15日目になります。
ホワイトプラスで「くつリネット」「ふとんリネット」のプロダクトオーナー
兼デザイナーをしている @UomoriAtsushi です。
今回は「デザイナーが事業責任者になったら」というテーマで書きたいと思います。
#今回お伝えするのは5点
- そもそも事業責任者って?
- @UomoriAtsushi の経歴
- なんで事業責任者になったのか
- デザイナーが事業責任者になることのメリット
- 企業に務めるデザイナーさんに
#1.そもそも事業責任者って?
事業の数字に責任を持ち、
決定権を持ち、
事業部内をマネジメントし、
今後どう事業を伸ばしていくか…
みたいなのを考えていく人?ですか?
なんかもっといろいろあると思いますが…
なんとなくそんな感じです。
事業部長、プロダクトマネージャー、プロダクトオーナーetc...
呼び方はなんでも良いと思います。
ちなみに私が務めるホワイトプラスでは
プロダクトオーナーと呼ばれることが多いです。
何の事業責任者になったのかというと
ホワイトプラスの運営する宅配クリーニングサービス
この2つの事業責任者を現在させていただいています。
#2.@UomoriAtsushiの経歴
* デザイナー歴 18年(社会に出てから11年)
* 紙のデザイナーを経てWEBデザイナーに
* 高校からデザイン科で数学とかほとんど勉強してない
そんな、高校からこれまでデザインしかやってこなかった男がどうして事業責任者になったのか…次はそのことについて
#3.なんで事業責任者になったのか
社会に出て11年デザイナーをやっていると
企業で働くデザイナーのキャリアプランってどういう道があるのだろう?
と考えることが多くなりました。
大きく分けて4つくらいに分かれるのではないかなと思います。
* デザインを極めるTHEデザイナー
* フロントもできるデザインもできる最近重宝されるデザイナー
* マーケと一緒に数字や企画に入り込めるデザイナー
* 独立して受託で稼ぐデザイナー
ん〜どれもかっこいい。
かっこいいけれど、
いまいち自分の中でピンと来なかったんですね。
そんな時に、会社の方針として、
「ふとん事業とくつ事業の2つにも力を入れよう!」
「社内でプロダクトオーナーやりたい人〜」(もっとちゃんとした感じで)
って募集があったんですね。
もうね
「これだ!」って思いましたね
応募動機をありったけの熱意を持って書き、
その後、取締役との面談を経て
選んで頂きました!
採用理由は
「とても熱意が伝わったこと」
「作り手だからこそ見えるもの、作り手がトップに立った事業がどういう成長を見せるのか」
「今後、ホワイトプラスの文化として、作り手を大事にしていく文化を作っていきたいこと」
などなどいただきました。
これで成功すればデザイナーのキャリアプランに(少なくともホワイトプラスでは)
1行「事業責任者」という道が付け加えられる!!!
若いデザイナーたちに選択肢を増やしてあげられる!(←これ結構大事にしたい)
そんな思いで2016年5月から事業責任者になりました
#4.デザイナーが事業責任者になることのメリット
では、デザイナーが事業責任者になって
果たして上手くやっていけるのか?
##メリット
- サービスデザインが得意
- さくっといろんなものが作れちゃう
- 制作者(デザイナーやエンジニア)の気持ちがよく分かるから調整がしやすい
###ーサービスデザインが得意
デザインとは基本的に何かを伝え、解決するものだと思っている。
デザイナーが事業責任者になるということはサービス全体をデザインすることと同じ
サービス全体を俯瞰し、どこがお客様のどんなニーズに応えていくのか、
チーム全体を俯瞰し、何が事業のボトルネックになっているのか、
普段、デザインをする上で使っていた脳みそと同じ部分を使って考えられる。
それがデザイナー。
###ーさくっといろんなものが作れちゃう
サービスを運用しているとここでお客様にこういうコミュニケーションを取りたい
このバナー変更したいな〜と思った時に
↓
「だれか作ってくれる人いないかなーーー」
となるわけですが、
それがデザイナーだとさくっと作れちゃうんですね。
もしくはどれくらいの工数がかかるかなんとなく分かるというのも強みです。
###ー制作者(デザイナーやエンジニア)の気持ちがよく分かるから調整がしやすい
もともとデザイナーとエンジニアは共にお仕事させていただくことが多いと思うのですが、
デザイナーだから分かる調整の仕方、お願いの仕方、みたいなものって
実はあるはずなのです。
そういうものも含めて事業のことを考えれる。
これも強みかもしれませんね。
#5.企業に務めるデザイナーさんに
案外、デザイナーって事業責任者にしてみたら頑張るかもしれませんよ。
もちろん、得意、不得意、はあるので全てのデザイナーが向いているとは言いませんが、
選択肢の一つとして考えてみるのも有りだと思います。
何かのヒントになれば幸いです
#そんなホワイトプラスにすこしでも興味を持った方
ホワイトプラスではエンジニアさんを大募集中でございます。
ホワイトプラスではエンジニアさんがプロダクトオーナーになった事例もあります!
軽い感じで話聞きに来るとかでもOKだと思うので興味のある方はぜひ
こちらからご応募いただければと思います