7
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

AWS RDSのバックアップ・リカバリを試してみた

Last updated at Posted at 2022-06-11

はじめに

今回はRDSのバックアップおよびリカバリについて試してみましたので、手順などを含め整理していきたいと思います。まずは、設定周りを調べてみて印象に残った点を備忘としてまとめます。
※バックアップには手動と自動の2種類方法がありますが今回は自動バックアップについて記載しています。

メモ

  • バックアップウィンドウは自動バックアップのスケジュール設定のこと。例えば、日次22時にバックアップを取得するようなことができるが、RDSの停止時はバックアップが開始されない。

  • 自動バックアップは初回はフルバックアップ、次回以降は差分バックアップとなる。各バックアップ(スナップショット)のサイズを確認する方法はなさそう。

  • 自動バックアップはデータベースストレージサイズと同じサイズまではバックアップ領域として提供され、コストはかからない。

  • MySQLの自動バックアップはInnoDBストレージエンジンのみサポートされている。

  • バックアップウィンドウでは「開始時間」、「期間」を設定可能。例えば、開始時間を「9:00」、期間を「30分」で設定した場合は「9:00〜9:30」の間に自動バックアップが「開始」されることになる。

  • メンテナンスウィンドウはパッチの適用など、システム変更の適用に関するスケジュール設定のこと。開始時刻はバックアップウィンドウの開始時刻と重複できない。

自動バックアップ設定

RDSインスタンス作成時に自動バックアップを有効にしました。
スクリーンショット 2022-06-10 9.33.42.png
上記だと、日次の3:00-3:30 JSTの間に自動バックアップが取得され、保持期間は1日になります。

リカバリを試してみる

次に、取得したバックアップからRDSインスタンスを復元できることを確認します。

  • RDSインスタンスを削除します
    スクリーンショット 2022-06-10 8.32.05.png

  • 自動で取得されたバックアップから復元するので今回は最終スナップショットを取得しません。
    スクリーンショット 2022-06-10 8.33.39.png

  • システムスナップショットのバックアップを選択し、アクションから「スナップショットを復元」を押下します
    スクリーンショット 2022-06-10 8.54.28 2.png

  • スナップショットの復元ページに遷移するので設定値を確認していきます。おおよそ削除前のインスタンス設定が入力されています。
    スクリーンショット 2022-06-10 8.56.53.png

スクリーンショット 2022-06-10 8.57.11.png

スクリーンショット 2022-06-10 8.57.25.png

  • 「DBインスタンスを復元」を押下します。
    スクリーンショット 2022-06-10 8.57.47.png

  • RDSインスタンスが復元されました。復元時にVPC、サブネットグループ、セキュリティグループなど変更していなければ、既存のWeb/APサーバなどからの接続も復旧しているはずです。
    スクリーンショット 2022-06-10 9.12.40.png

まとめ

マネージドサービスであり、操作としては簡単な手順でバックアップ・リカバリができることを確認できました。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!

7
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?