はじめに
今回、CloudWatchを用いた監視設定を試してみましたので整理していきます。公式ドキュメントにある無料利用枠内で設定をしました。
https://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/pricing/
尚、監視設定の対象とした構成は以下となります。
使用したメトリスク
監視対象サービス | メトリスク名 | 監視内容 |
---|---|---|
EC2 | CPUUtilization | EC2インスタンスのCPU使用率 |
EC2 | StatusCheckFailed_Instance | インスタンス内部のソフトウェアおよびネットワーク設定の監視。インスタンス内部に異常がある場合は「1」となる。 |
RDS | CPUUtilization | RDSのCPU使用率 |
RDS | DatabaseConnections | 使用中のデータベース接続数 |
RDS | FreeableMemory | システムが使用していない物理メモリの量と、空いていて使用可能なバッファまたはページキャッシュメモリの総量 |
RDS | FreeStorageSpace | インスタンスの使用可能なストレージスペースの量 |
RDS | SwapUsage | DB インスタンスで使用されるスワップ領域の量。値が高い場合、通常、インスタンスのメモリが不足していることを示す。 |
ALB | HTTPCode_ELB_5XX_Count | ロードバランサーから送信される HTTP 5XX サーバーエラーコードの数 |
ALB | RequestCount | IPv4 および IPv6 経由で正常に処理されたリクエストの数 |
ACM | DaysToExpiry | 証明書の有効期限までの残り日数 |
ダッシュボード作成
上記は全て標準のメトリスクのため、自動で収集されています。カスタムダッシュボードを作成し、収集したメトリスクのグラフを整理しましたので流れをまとめます。
アラーム設定
ダッシュボードにて可視化することでシステムの傾向を掴むことができるようになりました。次に、アラーム設定をし、システムの異常などを検知できるようにしていきます。
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プレビューが表示されるので内容を確認し、「アラームの作成」を押下
まとめ
今回、無料利用枠でしたが思っていたよりも使用できるメトリスクが多かったという印象でした。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!