データの整列
整列とは、ある規則に従いデータを並べ替えること。ソートともいわれている。
小さなものから大きなものに並べ替える昇順、大きなものから小さなものに並べ替える降順がある。
代表的な整列法
基本交換法(バブルソート・隣接交換法)
隣あうデータを比較し、逆順であれば入れ替える。
比較回数はN(N-1)/2
基本選択法
データ列の最小値(最大値)を選択して入れ替え、次にそれを除いた部分の中から最小値(最大値)を選択して入れ替える。
比較回数はN(N-1)/2
基本挿入法
既に整列済みのデータの正しい位置に、データを挿入する。
比較回数はN(N-1)/2だが、元の並び方次第でこれ以下になる。
その他の整列法
シェルソート(改良挿入法)
ある一定間隔おきに取り出したデータから成るデータ列をそれぞれ整列する。
次に、間隔が1になるまで繰り返すのがシェルソート。
クイックソート
適当な基準値を決め、それより小さいグループと大きなグループに振り分ける。
ヒープソート
未整列の部分を順序木に構成し、その最大値(最小値)を取り出して、既整列の部分に移す。
こうして未整列部分を縮めていくもの。