復習回数1
ジョブとタスク
ジョブ
利用者から見た仕事の単位。一連のプログラム群の事
タスク
OSから見た仕事の単位。
OSはジョブやタスクを効率よく管理する機能がある
ジョブ管理
ジョブのスケジューリングがあり、ジョブの入力と出力を管理する。
投入されたジョブは入力待ち行列に登録される。処理された後は出力待ち行列に登録される。
上記の行列はキュー構造である。
タスク管理
タスクの生成から消滅までを、実行可能状態・実行状態・待ち状態で管理する。
実行可能状態 - CPUの使用権が割り当てられるのを待っている状態。この状態のタスクが複数存在する場合は待ち行列を形成。
実行状態 - CPUの使用権が割り当てられ、実行している状態。
待ち状態 - 他の入出力処理が完了するのを待っている状態。
タスクのスケジューリング
どのCPUに使用権を割り当てるかを決める方式
到着順方式 - 実行可能待ち行列の先頭から順に
処理時間順方式 - 処理予定時間が最も短いタスクから順
優先度順方式 - 優先度の高いタスクから順に
ラウンドロビン方式 - 実行可能待ち行列の先頭から順に、割り当てる。
一定時間(タイムスライス)経過した場合実行を中断し、実行可能待ち行列の最後尾に加える。
マルチタスク
複数のタスクにCPUの処理時間を順番に割り当てることで、タスクが同時に実行されているように見せる方式マルチプログラミング
I/O処理を行なっている間CPUは利用されていない。このような時間を遊休時間(アイドルタイム)
タスクの実行方式
ノンプリエンプティブ方式
OSがCPUを管理プログラムに任せる
プリエンプティブ方式
OSがCPUを管理する
並行処理
マルチスレッド
一つのプレグラムの中で並行処理が可能な部分を、複数の処理単位(スレッド)に分解して、それらを並行して処理するOSの機能
割り込み処理
割込みは、実行中のプログラムを一時中断し、制御プログラムに制御を移して、必要とする別の処理に切り替えること。
割込みの種類
-内部割込み
実行中のプログラムが原因
・内部割込みの種類
-プログラム割込み
-SVC割込み
-外部割込み
実行中のプログラム以外が原因
・外部割込みの種類
-機械チェック割込み
-入出力割込み
-タイマ割込み
-コンソール割込み
参考文献:イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室