できません。
できるわけないよね。
いきなりマウスカーソルが3つに増えて3箇所のボタンを同時にクリックしてくれるって事?
(本当にできるなら見てみたいけど)
解説
このParallelアクティビティはUiPath独自のアクティビティではなく、
正体はWindows Workflow FoundationのParallelActivityです。前回触れたPickと同じですね。
このリンク先のMSDNの解説で
同時に開始するようスケジュールされますが、それらが実際に同時に開始されるわけではありません。
っていきなりネタバレしてます。
そのアクティビティが完了すると、別の分岐に含まれるシーケンス内の次のアクティビティが実行され、次々に手順が実行されます。一度に実行されるアクティビティの数は 1 つで、複数の SequenceActivity 分岐の間でアクティビティ実行が切り替えられながら、最終的にすべての SequenceActivity 分岐の実行が完了します。
だって。
ワークフロー上はパラレルに処理を組めるけど、結局一度に1つずつしか実行できない、と。
せっかくだから遊んだ
このまま終わるのはもったいないので、一応遊んでみます。
まず近距離パワー型のワークフローを作ります。
極限までラッシュの速さを高めるため、Type intoの
次にParallelアクティビティを使って近距離パワー型同士を戦わせてみます。
結果が見えているので全くワクワクしませんが。
実行結果>
予想通り、戦うどころか律儀にパンチを交代で繰り出しています。
が、よく見ると3行目の最後の方で一瞬「無駄無駄」とDIOの方が競り勝っています。
時を止めたようです。
今回はここまで。
Parallelが期待に反して残念なアクティビティだったので、記事の中身もスカスカな残念なものになりました。
次回はもうちょいマシな題材で書きます。