はじめに
こんにちは,Umamusume22です.前回は編入学試験の体験談について書きました.今回は編入学試験が終わってからどう過ごしたか,就活でどう評価されたのかなどを書きます.
編入学試験が終わった後 (短大時代)
残りの短大生活では卒業研究と沢山の授業を履修していました.授業は世界史や電子回路などの一般科目と専門科目です.短大を卒業するのに必要な単位は既に取得済みでした.しかし,編入後の認定単位がどうなるか分からないため,とりあえず多くの授業を履修していました.ちなみに短大から初めて実績が生まれた大学に編入する予定でした.
卒業研究は正直大変でした.年末年始も学校に来ていました.解読が難しいソースコード(C++,Javaなど)と戦ったのは良い思い出です.また,研究の大変さを痛感しました.勉強の方が研究より楽だと思いました.この時期,ロボコンはやっていません.
編入後 (大学)
短大を卒業して大学の3年次に編入しました.単位認定数は72単位だったと思います.2年次の必須科目(フーリエ変換とか)は短大ではやっていなかったため,履修しなければなりませんでした.必須科目を一つでも落とすと留年確定なので必死で勉強していました.家に引きこもって勉強ばっかりしていました.何とか留年は免れましたが.編入して驚いたことはArduinoを使って実験する授業やPythonで画像処理などを行う授業が簡単に感じたことです.ソースコードを書くのが楽でした.恐らく短大で実践的な所が鍛えられて力がついたのだと思います.B1から入学していた場合はこんなにソースコードが書けなかったと思います.関数?オブジェクト指向?状態だったでしょう
現在
今は修士卒でメーカーに就職しました.今でも物理や数学などは少し苦手ですがラズパイを使って何か作ることやプログラミングは得意です.よく周りからプログラミングできるねと言われます.短大でかなりプログラミングの勉強をしてきた経験があったから伸びたのだと思います.
就活
就活の時,編入に関してマイナスな印象を持たれたことはありませんでした.どんな短大に行っていたのか,短大でどんなことをしていたのかなど逆に興味を持たれたと思います.
短大生活を振り返って
4年制大学に1年から入学していないので比較できませんが恐らく1年から入学しても私は何も取り組んでいなかったと思います.今ほどプログラミングもできなかったと思います.短大で2年間頑張った経験を持ったからこそプログラミンが得意になりました
さいごに
編入学試験は認知度が低くて不確定要素が強いため,敬遠されがちだと思います.確かに私も周囲から反対されました.しかし,数3や物理を取得していない商業高校出身の方も国立大学に編入で合格しています.また,私が通っていた短大は進路が未確定でもさらに1年間無料で短大に通える制度がありました.(進路保証制度)
もし,大学受験に失敗して浪人するか悩んでいる高校生や浪人生は編入も一つの進路選択に知っていただけたら嬉しいです.
今回は記事の執筆をここまでにします.長い体験談でしたが読んでいただきありがとうございました.