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Blue Tooth Low Energy モジュール BLE112 の breakout基板 REBLE112FR を Mac でシリアルデバッグする

Last updated at Posted at 2014-11-22

#はじめに
REBLE112FRの開発環境としてシリアルデバッグ環境の用意についての自分のための備忘録です。この拙いレポートがどなたかのご参考になることがあれば望外の喜びです

#登場人物の説明
Bluegiga 社製の Blue Tooth Low Enegy (BLE) モジュール BLE112はサービスの定義は XML で、ロジックをbgscript という Basic ライクな言語で書けるので手軽です。

BLE112 の BreakOut Board は Jeff Rowbergさんのとかいろいろありますが、Running Electronics さんの REBLE112FRも比較的安価で、バッテリーフォルダーも実装されてて便利です。

TTL-232R-3V3 は、3.3V系のTTLをUSBと変換してくれる万能ケーブルで、これ一本で Mac から Raspberry Pi を制御したりと大変便利です。同様のモジュールに aitendo のUSB-TTL2303-5Pとかがあります。

#接続方法

REBLE112RF のピン配列

まず、BLE112 の usart のピン配列はこちらになります。ALT1かALT2かでピンがちがいますので、hardware.xml の usart 要素を確認します

例:hardware.xml
    <usart channel="1" alternate="1" baud="115200" endpoint="none" flow="false" />

上の例では channel=1, altername=1 (ついでにボーレートは115200です。この値はあとで Mac と接続するさいに利用します)
ですので、ピンは以下になります
P0-5 RX
P0-4 TX
P0-3 RT
P0-2 CT

BLE112のピンはREBLE112RF ではこのように 2.54mmピッチのスルーホールに実装されているのでICクリップで繋ぎます

##TTL-232R-3V3 のピン配列
TTL-232R-3V3にある通り、このようなピン配列になっています。

##REBLE112FR と TTL-232R-3V3 との接続
REBLE112FRとTTL-232R-3V3 をクロス結合します。つまりお互いのRXとTXを、RTとCTを繋ぎます。ここで TTL-232R-3V3 のGND と 5Vはどこにも繋ぎません。続けて説明しますが REBLE112FRには CC Debugger 経由で USB から給電します
ls

REBLE112FR への給電

REBLE112FR で Serial デバッグをする際、CC Debugger を介して 給電します。CC Debugger と繋がっていれば REBLE112FR のスイッチは on/off どちらであっても給電されているようです。

TTL-232R-3V3 と Mac との接続

後はこちらで Raspberry Pi と繋げているのとほぼ同じで

  1. TTL-232R-3V3 を USB で Mac に繋ぐ
  2. ターミナルを開く
  3. ls /dev/tty.usb* で、tty のデバイス名を調べる。以下、tty.usbserial-FTGCT1MXだったとして
  4. screen /dev/tty.usbserial-FTGCT1MX 115200
  5. 終了は CNTL+a CNTL+¥

これで通信開始です。bgscript で以下のように書いた内容が Mac のターミナルに出力されます

    call system_endpoint_tx(system_endpoint_uart1, 13, "Scanning...\r\n")

参考完成写真

2014-11-22 12.21.33.png

ケーブルがごちゃごちゃしてて全然参考になってない気が...

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