概要
iTerminalを愛用しているが、ふとUIが気に食わなくなったので
Preztoを導入してみた。
導入方法からちょっとしたカスタマイズまで試してみたので備忘録として記事に起こす。
Preztoとは
Zsh向けのフレームワーク、とのこと。
https://github.com/sorin-ionescu/prezto
Preztoのインストール
フレームワークのインストール
git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
設定ファイルの作成
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
コマンドが無事成功すると、ルートに以下のファイルが作成されているはず。
- .zlogin
- .zlogout
- .zpreztorc
- .zprofile
- .zshenv
- .zshrc
何らか失敗している場合は、既にファイルが存在する可能性が高いです。
その際は、上記の既に存在するファイルを一度削除(任意でバックアップを取得してください)し、再度実行すると成功すると思います。
テーマの変更
テーマの変更は以下のファイルを編集します。
vi .zshpreztorc
いろいろ書いてありますが、140行目〜150行目あたりに以下のような記述があります。
144 #
145 # Prompt
146 #
147
148 # Set the prompt theme to load.
149 # Setting it to 'random' loads a random theme.
150 # Auto set to 'off' on dumb terminals.
151 zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'powerlevel10k'
この中の
zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'powerlevel10k'
ここを書き換えることでテーマの変更が可能です。
'powerlevel10k'
そのほかにも以下のようなコマンドがあり、テーマの確認ができます。
設定可能なテーマ一覧
prompt -l
テーマのプレビュー
prompt -p
Powerline Font の設定
私が導入したのはpowerlevel10k
というテーマですが、これを含む一部のテーマでは
Powerline Fontのインストールが必要なようです。(さもないと文字化けしてしまう)
公式には以下の手順で掲載されています。
https://github.com/sorin-ionescu/prezto
clone
clone git clone https://github.com/powerline/fonts.git --depth=1
install
cd fonts
./install.sh
clean-up
cd ..
rm -rf fonts
ターミナルを再起動
基本↑に書いたことと、CLIで出てくる指示にしたがって再起動したりして〜を繰り返して、
最終的にはこんな感じになりました。
(せっかくだからと思ってちょっと派手にしすぎたので、そのうち別のテーマに落ち着いてそう…w)