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仮想環境をvenvで構築

Last updated at Posted at 2024-05-16

本日のお悩み

pythonで仮想環境を構築したいがどうすればいい?

本日の処方箋

venvによる仮想環境の構築

今回は定番のvenvによる構築からパッケージのインストール方法まで記載する。
以下、ターミナルで全て実行

1. 仮想環境の作成

仮想環境を作成するためのディレクトリを作成し移動する

mkdir sample
cd sample

仮想環境の作成
最後のvenvは仮想環境名のためenvでも良い

python3 -m venv venv

2. 仮想環境の起動
作成した仮想環境を立ち上げる
(venv)と表示が変われば起動できている

source venv/bin/activate

3. パッケージのインストール
作成した仮想環境に指定のパッケージをインストールする

# 例
(venv) % pip3 install python
# バージョンを指定した記載方法
(venv) % pip3 install python==3.8 

4. パッケージの確認
きちんとインストールされているか確認する

(venv) % pip3 list

Package    Version
---------- -------
pip        21.2.4
python     3.8
setuptools 47.1.0
urllib3    1.26.6

5. 仮想環境の停止
仮想環境を停止する

(venv) % deactivate

おまけ

最後に使えるネタを記載します。

パッケージの保存

# インストール済みパッケージのリストをrequirements.txtというファイルに出力
(venv) % pip freeze > requirements.txt
# ファイルの内容を表示するコマンド(以下はネットから拾ったサンプル)
(venv) % cat requirements.txt
selenium==3.141.0
urllib3==1.26.6

作成したパッケージのリストを保存することが可能
保存する際のファイル名は任意で設定可能だが、一般的にはrequirements.txtにすることが望ましい。
パッケージはバージョンも指定されるので、同一環境を他人と共有するときに便利


上記で保存したrequirements.txtファイルに記載されているすべてのパッケージをインストールする

(venv) % pip install -r requirements.txt

この方法を使えば、他の開発者やチームメンバーがプロジェクトを再現するのが簡単になります。また、仮想環境を使用している場合でも、requirements.txtファイルに依存関係を記述しておけば、新しい仮想環境を作成し、そこに必要なパッケージを一括でインストールすることができます。
他人や他のPCに構築した環境を共有することが簡単にできるので便利かと思います。

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