去る11/13(金)に学内生向けのオンラインMATLAB講習会を開催しました。
そのレポートをまとめておこうと思います。
(技術ブログであるQiitaを使うのが適切かというと微妙ですが)
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#自己紹介
東大学内でMATLABの学生アンバサダーをやっている院生です。
学内生向けにMATLABを使ったり勉強したりする際のサポートを行っています。
具体的には今回のような講習会を開いたり、Google Form使ってMATLAB相談室を開いたりしています。
MATLAB相談室 https://forms.gle/WThbu6QQb89zT3597
あとSNSとか。
Twitter @UT_MATLAB_Amb
Facebook @UTokyoMATLAB.Amb
今回の講習会の準備では東大の教養教育高度化機構やシステム本部の先生方に加えて、MathWorksの方、また告知の際には教養・総合文化の事務の方々にお世話になりました。ありがとうございます。
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#MATLABについて
東大って誰でもタダでMATLAB使えるんですよ。ヤバいですね☆
つまり学費に組み込まれてるようなもんなので使わないと損です。損とか言うと一気胡散臭くなるのはどうしてなんでしょう。でも事実そうだと思うんですよね。個人の見解。
MATLABは一言で言えば数理計算ソフトウェアです。プログラミングもできるのでプログラミング言語ともいえるし、開発もできるので開発環境ともいえます。すごそう。
でもタダで使えることと使おうと思うことは別っていうか、当たり前ですけどやろうと思わなければ使えないし、使わないと使えるようにはならないんですよね。
そこで講習会の出番なわけです。どどーん!
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#講習会概要
対象は「今までMATLABを触ったことがない人」で、目的は「そういった人が最低限MATLABの使い方を体験して、例えばレポート課題とかゼミの発表資料とかをMATLABで作ってみよう、みたいに思うこと」という感じに設定していました。
教養学部のHPにお知らせを出してもらったら応募が殺到して(割と焦った)、早めに締め切りました。本当はせっかくSNSあるんだからそっちでも告知をしたかったんですが、そんな余裕はなく……。
当日はZoomで開催し、説明と作業で休憩をはさみながら約3時間行いました。
参加者は30名強で8割は理系。やっぱり理系が多くなりますね。
学年で見ると学部1,2年生が8割近くでしたが、学部3,4年生や院生もちらほら。
教養学部Webサイトの「お知らせ」を見たって方が大半でした。他で告知してないので、それはそうなんですよね。
実際にやったのはMATLABが出しているオンライン学習コース「MATLAB入門」という2時間の自習用コースで、これを説明しながら進めていきました。
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#やってみて
思ってた以上に真面目に話を聞いてもらえるっていうか、質問もたくさん出てありがたかったです。
ほら、質問も出ないのに説明だけしてると虚無だし。
説明を行う中の人の図(美少女)
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手を動かす場面でも(画面の向こうではありましたが)皆さん順調に進んでいたようですし、振り返りアンケートも好評で嬉しい限りです。
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振り返りアンケートから抜粋した「参加者の声」
MATLABの初めの一歩として、オンラインコースを使ってスムーズに学習が進められたので良かったです。
入門用の講習会だったのでそう言っていただけると嬉しいです。
ちょうど時間内に終わらせることができた。
後で必要になった時、他のコースも自分でできると思うので、コースの存在を知れてよかった。
そうなんですよね、よくできたコースなんですけど知名度が皆無。
わからないところがあった際に丁寧に質問に答えていただけてよかったです。
こちらこそ質問ありがとうございました。
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正直なところ、やるまでは「自習用のオンライン学習コースをみんなでやるってどうなんだろ? しかもオンラインだし」とか思ってたんですが、実際にやる口実というかモチベーションとしては良かったのかなと思っています。
参加してくださった方はこれをきっかけにして、ぜひ他の学習コースをやったり自分でMATLABを色々触ったりして遊んでもらえればうれしいなと思っています。
色んな学習コースがある。読んだ人がこれをやると私に――特にメリットはない。
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#おわりに
年内にもう一回やる予定なので、今回参加できなかった方はぜひ。
詳細は後日! MATLABアンバサダーの次回作にご期待ください!