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OST(Open Spece Technology)とは

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7/25に開催されたコーチングわいわい会に参加し、オープンスペーステクノロジーを経験しました。
このワークショップはオンラインでMTGするためのフレームワークとして今後重宝するので感じたので自己学習としてまとめてみました。

Open Spece Technologyとは

wikipediaより

オープン・スペース・テクノロジー(英語: Open Space Technology)とは、会議での討論のやり方(ファシリテーション)の形式の1種。
頭字語でOSTと略すこともある

5人から2000人といった小人数から大人数にまで一堂に会して行えるのが特徴である。
参加者が課題を提案してミーティングを行う仲間を募り、課題を解決するプロジェクトを創出することができる。
参加者の当事者意識や自発性を喚起するとともに、参加者の主体的な発案、対話を促す。

OSTはワークショップの進め方の一つです。
OSTでは、ファシリテーターは対話のコントロールを手放し、出席した参加者が自分達でワークショップを作っていくことを重んじます。
ファシリテーターの責務は参加者が自主的に対話を進められるよう場を作ることです。

OSTはこんな状況におすすめ

  • みんなが主体性を失って、状況に流されているように感じる
  • 組織の中の信頼が薄らいでいる
  • 会社の目指す方向性や戦略が共有化されていない
  • 「自分たちらしさ」がわからなくなっていて、何を目指したらよいのかわからない
  • 経営層と社員の間に意識の乖離がある
  • コミュニケーション不足で、聞きたいことがあっても聞きにくい雰囲気がある
  • 立場や部門の違いが、そのまま壁になっており、向こう側で起きたことが見えなくなっている
  • 自分から何かを提案したり、積極的に周りに働きかけることがしづらくなっている
  • 改善したいことはたくさんあるのに、関係者と協力し合うことができないでいる
  • 異なる背景や文化をもった人たちが、互いに理解し合えずにいる

オープンスペーステクノロジーの原則

  1. ここにやってきた人はだれもが適任者である
  2. 何が起ころうと、起こるべきことが起きる
  3. 始まるべき時に始まる
  4. 終わるべき時に終わる

主体的移動の法則

参加者は、どの課題に参加することも自由であると同時に、自分が選択した課題に貢献できないと感じたときには、その課題が話し合われる場から自由に移動することができます。
OSTではセッションから移動する人達をこのように例えています。

  • ハチ・・・セッション間を移動している人。移動したセッションに多くの情報がもたらされる。
  • チョウチョ・・・休憩所にとどまってコミュニケーションしている人。
  • キリン・・・セッションに参加しながら他のセッションも聞いている人。これを許可するかどうかはその場次第。

OSTの進め方

概要 内容 担当
オープニング OSTを説明する ファシリテーター
テーマ出し 自分が情熱と責任を持って話したいテーマを上げる 参加者
マーケットプレイス 参加したい時間と場所を決める ファシリテーター
セッション テーマを出した人がセッションを運営する
壁新聞を作成する
全員で対話する
セッションに貢献できない人は他のセッションに移動してもよい
全員
ハーベスト 議事録を作成する
セッションのふりかえりをする
全員

引用

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