SSSAPIとは
Googleスプレッドシートの内容をJSON形式で取得できるノーコードのwebAPIサービス。
β期間中はstandardプランが無料で利用できることもあり試してみることにした。
SSSAPIはこちら
2021/08/28時点の料金体系は下記の通り
準備するもの
2021/08/28時点の内容です。
- Googleアカウント
- Googleスプレッドシート
SSSAPI利用手順
SSSAPIサイトにてGoogleアカウントでログインする。
APIListから+AddAPI
をクリックしAPIを登録する。
以上。これだけ!
APIの登録方法はシンプル。ナビに沿ってSSSAPIやスプレッドシートを操作するだけ
ナビに記載されている手順
- `+AddAPI`をクリックする
- APIの追加ダイアログより`対象のシートを読み込めるように、共有設定で以下のアカウントを閲覧権限で追加してください`の共有アカウントをコピーする
- スプレッドシートの共有設定で↑の共有アカウントをペーストして閲覧者で設定する
- APIの追加ダイアログでAPI名とスプレッドシートURLを入力してOKボタンをクリックする
気づき・感想
1.スプレッドシートの先頭行がkeyとなる
SSSAPIはスプレッドシートの先頭行をkeyとするため、先頭に見出し行があることが前提となります。
また表形式データでは列名が日本語名になっていることがあります。
API化するためにはシートのフォーマットやデータの整備が必要となります。
詳細は→スプレッドシートの書き方
2.スプレッドシートに複数のシートがある場合
SSSAPIはGoogleスプレッドシート内の__シート単位__で登録する。
(GoogleスプレッドシートURLのパラメータgid=XXXXX
がシート単位で異なる。)
ただ、共有設定はGoogleスプレッドシートに対して設定されるので2回目以降は省略可能となる。
3.接続元の制限方法
承認済ドメインを設定することでAPI単位で接続元URLを指定することができる。
承認済ドメインとは
またアクセストークンを使った認証を設定することもできる。
アクセストークンはアカウントのsettingにて発行する。
4.ダッシュボードの機能
Googleスプレットシートのリンクがあり、データの閲覧や編集がワンクリックで楽にできる。
スプレットシートを変更した後はUpdateをクリックしないと実行結果に反映されない。
アクセスログは見れない←プランの問題?
現時点でアクセスログを取るには中継用のHTTPサーバーやロードバランサ等を別途作成してアクセスログを取るような代替方法が必要かもしれません。