はじめに
磁気センサアレイで位置を検出したい。
検出対象物の中に永久磁石を仕込むことで、その位置を取得するシステムを実験した。
磁気センサの選定について
磁気センサには複数の種類がある。
リードスイッチは、強磁性体の銅線が浮いた状態でガラス管の中に封入されている。
外部磁場が印加されることで導線同士が引き合い、導通するしくみだ。
一個40円と値段が手軽なのも魅力。
ホール効果を利用した磁気検出にはホールIC(アナログ出力)やホールIC(デジタル出力)US1881が有名である。
単価も60円と非常に安い。
磁石の極性によらず、有無を判定したい場合にはリードスイッチがおすすめである。
もしくは国内では手に入りにくいが、ホールICの一種であるOH090Uを利用する事を考えても良い。
これはUS1881と違い、外部磁場が印加されなく成ることで出力が元にもどる。
単価は220円とやや高い。
こちらの記事が参考に成る。
位置検出の諸手法について
画像ベース、磁気ベースの方法を検討してきた。
NFCのような近距離通信を使ったシステムなら、被検出側に複雑なシステムを要求することもなく多くの種類の物体位置を認識可能である。