Amplify勉強中に発見して、意外と言及している人が少ないかも?と思ったことを書き留めておきます。
amplify.yml
ファイルは、コンソールでしか触れないわけではない
Amplifyでのビルド設定で使うamplify.ymlは、アプリのリポジトリの中でコード管理ができます。AWSコンソール上、矢印で示したところにも書いてあります。
リポジトリのルートにamplify.ymlとしてデプロイして、この設定を上書きすることができます
注意点
AWSコンソール上にある amplify.yml
は、デフォルト設定という立ち位置なので、リポジトリ内のコードと置き換わらないようです。
別の言い方をすると、デプロイをするときに、リポジトリの中に amplify.yml
があればそれを使うだけで、サーバー上にあるアプリの設定ファイルがそれで上書きされるわけではないです。
リポジトリ内に amplify.yml
を配置し、そのファイルの手順でデプロイがされた後、コンソールを見に行くと置き換わっていなかったのでそう判断しました。
ビルド設定の環境設定は、 amplify.yml
に書ける
コンソールからアプリに環境設定ができることはご存知の方が多いと思います。以下のような画面で設定できます。
この環境変数は先ほどの amplify.yml
でも設定できます。
以下のAWS公式のドキュメントに記載があります。
env - 環境変数をこのセクションに追加します。また、環境変数はコンソールを使用して追加することもできます。
コードにするとこんな感じです。
version: 1
env:
variables:
key: value // ←ここ
backend:
phases:
preBuild:
// 以下略
サーバー上で管理する方が望ましい、ということでなければ、 上で紹介した amplify.yml
のコード管理と組み合わせて、環境変数もコード管理できますね。
雑談
公式ドキュメントを読むのはちょっと気合がいりますが、ちゃんと読むといろんなことが書いてありますね。