この記事では、 Everything - Windowsのつよつよファイル検索ソフト でも紹介した、 Everythingの僕の推奨設定を共有する。
基本的に、ツールバー単位が第一目次になっている。
表示
「フィルター欄」を有効にする。
検索窓右側にフィルターの選択が表示される。
検索>フィルタに追加/編集 の設定
検索結果に表示したくない情報がある場合、オプションの「除外フォルダ」の設定ではなく、こちらの設定にそれらを除外するフィルタを追加して、デフォルト利用することがおすすめ。理由1
例えば、gitのバージョン管理用のフォルダ \.git\
を無視したい場合は次のようなクエリを登録する
!<\.git\|regex:\\\.git$>
他にもあると思うので、適宜追加する。
プリインストールの「全て」のフィルターは編集せずに追加して登録しよう。
急に全てのgitリポジトリを検索したいとかなったときに検索できる。(そんなこと起きるかはともかく)
ツール>オプション
多くのメイン設定はこちら
全般
-
コンテキストメニューに追加する
- フォルダのコンテキストメニューに
Search Everything...
が追加される。 - 選択すると、そのフォルダ配下(子孫)を検索する文字列が入力された状態でEverythingが起動する。(
"C:\Users\example\Desktop\"
など)
- フォルダのコンテキストメニューに
インターフェイス
-
行のどこでもクリックしても選択可能にする
- お好み。(リスト系のアプリは悉くこの選択肢用意しろください)
新規ウィンドウ時(Home)
Everythingの新規ウィンドウ表示時の指定をする。
気まぐれで設定変えた次の検索で初期設定されておいてほしい設定にすると良い。
つまり、デフォルト値の「最後の値」にはしないことが推奨。
前回の検索で変な設定にしたときに「あれ、なんでこんな検索挙動なんだ?」となる。
全て設定しておこう。
- 大文字小文字の区別に一致/単語全体にマッチ/発音記号付英字にマッチ/正規表現にマッチ
- 無効
- パスにマッチ
- 有効。 うまく説明できないけど、フォルダの途中の名前とかで検索が効くようになる(?)
- フィルター
- 僕の場合、共有フォルダを検索対象に追加しているが、共有フォルダ内のファイルを意図的に検索したいときだけマッチして欲しいので、これを除外するフィルタを作って設定。
- ソート
- [検索データ]で高速ソートを指定している項目に設定しておく。
- 表示
- サムネイル表示か詳細(リスト表示)かを制御する。「詳細」にする。
画像をサムネで探すためにサムネ表示で検索した後、サムネ表示状態で検索ウィンドウが出たら嫌なので。
- サムネイル表示か詳細(リスト表示)かを制御する。「詳細」にする。
- インデックス
- ローカルデータベース
検索
- 通常のスラッシュ文字(/)をフォルダ区切り文字(\)として扱う。
- 環境変数の展開
-
%userprofile%
とかが使えるようになる。お好み。
-
結果
- パスをコピーする際、二重引用符で囲みます。
- CMDなどに張り付けて使う想定なら断然あったほうが良い。
- フルパスでコピーして、ファイル選択ボックスとかに張り付けるとそのまま選択できたりするので良い
- いらない場合でも、
貼り付け > BackSpace > Home > Delete
の手順で簡単に消せる
- CMDなどに張り付けて使う想定なら断然あったほうが良い。
表示
-
交互色表示
- [フォントと色] 設定で交互の行の色を別々に設定できる
- 一致箇所を強調する
- ファイルサイズの表示単位
Bytes
- ファイル内容のが違うかをファイルサイズの差で見たりする僕みたいな人は。
コンテキストメニュー
- フォルダを開く
- かくしてもよい。なぜなら、そのファイルを選んだ状態で
Ctrl
+Enter
すると、同じ挙動が得られるから
- かくしてもよい。なぜなら、そのファイルを選んだ状態で
- フルパスをクリップボードにコピー
フォントと色
以外と簡単にダークテーマにできる。なぜなら、ベース設定を基にして他の項目もその設定を見るみたいな挙動なので。
細かな色設定のオススメ(私の好み)は...あとで書くかもしれないけどいったん書かない。
- 通常(または交互別色時の1行目です。)
- 平常時の色を設定する。白っぽい文字色と黒っぽい背景色にする。(交互色)[表示]にしている場合は相方の色も考えて設定する。
- このリストの下のほうに「交互別色2行目~」という設定群があるので、交互の相方はこちらで設定する。
- 交互色については割愛する。
- 一致箇所
- 検索文字列と一致している箇所のハイライト設定。
- 並べ替え対象列
- 交互色設定をしている場合、1行目の設定と2行目の設定を入れ替えるような設定になる。
並べ替え列を強調されたくない人は、同じ行の色設定を複製する。
- 交互色設定をしている場合、1行目の設定と2行目の設定を入れ替えるような設定になる。
- 選択行
- 選択時の背景色は個別設定なので、システムデフォルトの真っ青が嫌なら指定
- 選択無効
- 選択した状態で今あなたが開いているだろう「オプション」窓を開くなどしているときの色
履歴
検索文字列の履歴や、実行履歴を保存する設定。
-
検索履歴を有効にする
-
検索履歴の保持期間
- てきとうな日数
-
実行履歴
- 有効にすると、 Everything検索窓上でそのファイルを開いた回数や、最終日時を記録する。
- 記録内容はEverything上でのみ利用できる。
- 設定後、検索窓の列の上で右クリックすると、「実行回数」「実行日時」列を表示できるようになる。
- Everythingの検索機能の
dr:<date>
(実行日時の指定)やruncount:<数>
(実行回数の指定)が利用できるようになる。
あくまで Everything 上で開いた記録であり、その記録も Everything 上でしか参照できない。(まあファイル保存してるだろけど)
Windowsのデフォルトの Explorerで開いた記録などは残らない。
Windowsの Explorerは完全に捨て、 Everythingにすべてを委ねたときに真価を発揮しそうだけど、
そこまで依存しきれない人にはあまり意味がないと思う。
検索データ
検索データの保管方法の制御や、検索や並び替えで使用したいデータを指定できる。
- データベースを圧縮する
- マウスオンしたときのツールチップにあるが、遅いドライブに保存するときのパフォーマンスが向上する、らしい。 HDDに保存する場合はってことかな?
「ファイルサイズ」から下は、チェックをつけるほどメモリ使用量が増大する。
「今すぐ再構築する」か、チェックを編集後に「適用/OK」すると、検索データの再作成処理が始まる。
- インデックスの作成(左半分)
- 作成すると、該当の項目での検索が高速化する。
- 高速化するだけなので、有効にしなくても指定できないわけではない。インデックス作成済みの項目と併用し、十分にフィルターされた状態であれば、インデックス未作成の項目でも検索できなくはない。
- 未作成の項目単体で検索するとめっちゃ重い
- 高速ソート
- インデックスを作成しているときのみ有効にできる。
- 並べ替えを高速化する。
- インデックス作成同様に高速化するだけなので、件数が多いと時間がかかるだけ。件数が少なければ並べ替えも短時間で可能。
フォルダ
ネットワークフォルダなどを追加することで、検索対象に含めるように設定できる。
NTFSボリュームの検索とは、情報の更新タイミングが異なり、多少ラグが発生したりする模様。
ヘルプ> 寄付について
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「除外」に設定されたファイル群は、Everythingが認識すらしない状態になる。すると、ファイルサイズなども計算されないため、あるフォルダ中のファイルがすべて除外されている場合、そのフォルダは「サイズ0のフォルダ」と認識することになる。サイズ0のフォルダは「empty:」にマッチするため、間違って消すみたいな事故につながる場合がある(よく見ないで.gitフォルダ消した人)とはいえ、除外設定したほうが、EverythingのDB作成処理やその保存容量を改善する。ドライブ直下のフォルダ以下をすべて無視する(C:\Windowsなど)ならば除外設定にするとよい。 ↩