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ブログ運営者が個人開発サービスのリリース記事をQiitaに出す際の注意点!強力なSEOに負けない作戦

Last updated at Posted at 2022-03-15

日本有数のエンジニア向け情報共有サービスに、個人開発者がアプリやサービスのリリース記事を出すことも多いです。

ただ、自分でもブログを運営している人にとってQiitaに記事を出すことは、自分のブログへの検索流入のアクセスを奪われかねません。

そこで、ブログ運営している個人開発者がQiitaにリリース記事を投稿する注意点と、工夫ポイントを紹介します。

Qiitaに個人開発(アプリ・サービス)のリリース記事で拡散が期待

個人開発者にとって、Qiitaは自分で開発したアプリやプロダクトを告知するために有力なプラットフォームです。

Qiitaはブログ的なサービスと言えますが、エンジニアや技術が好きなユーザーが多く集まっているという特徴があります。

こうしたエンジニアや技術が好きな人は、イノベーション理論でいうところの「アーリーアダプター」です。

市場全体で見ると、新しいサービスやプロダクトは導入に消極的なユーザーが多い中、アーリーアダプターは新しい技術を積極的に取り入れるマインドを持っています。

そうした技術好きなアーリーアダプターのメンバーで構成されたQiitaで、個人開発のサービスを告知する記事を投稿すれば、多くのユーザーが試してくれる可能性を秘めています。

私も個人開発者したLINEアカウント「瞬間Deep和訳」のリリース記事をQiitaに投稿したところ、多くのユーザーが試してくれました。

別の記事でも紹介していますが、個人開発において告知は開発と同じぐらい、むしろそれ以上に大事です。

個人開発したサービスで陥りがちな「誰にも使ってもらない問題」は、告知によってしか解決ができません。

個人開発したサービスの利用者を増やしたい場合は、なりふり構わない告知が重要です。

そうしたサービスの告知戦略において、Qiitaは魅力的な告知先と言えます。

QiitaはSEOが凄まじく強い

Qiitaは日本全国の色々なエンジニアが集まって色々な知識やノウハウ、情報を共有しているのが、強みの源泉となっています。

たくさんの色々なエンジニアや技術が好きなユーザーが毎日技術をテーマにした記事を投稿しています。

その結果、Qiitaは 「技術関連の検索SEOが凄まじく強い」 という強みも獲得しています。

実際にどれぐらい強いのか、外部サイトのトラフィック量やSEOを推測してくれるsimilarwebを使って調査しました。

qiita008.jpg

M=100万なので、20.2Mというと訪問者数は 2000万人 という推測値で、凄まじいアクセス数です。

カテゴリーランクも、日本国内でプログラミング関連で8位ということを表しています。

あくまで推定値ではあるので、正確かどうかはわかりませんが、サイトパワーが非常に強いことは理解できます。

私も技術ブログを運営していますが、QiitaのSEOの強さはいやというほど思い知らされています。

自分のブログのリリース記事よりもQiitaの記事が検索上位に表示orz

QiitaはITやデジタルに関連した検索キーワードで、比類なきSEOパワーを発揮します。

技術関連のキーワードでGoogle検索したら、1番目にQiitaの投稿が表示されて、アクセスした人も多いと思います。

私も技術ブログを運営していますが、頑張って書いた記事(3000字程度)が、Qiitaの記事(1000字程度)に検索順位で負けることもしょっちゅうです。

そうしたQiitaのSEOの強さによって、個人開発のサービスを告知する際に起こる問題があります。

個人開発のリリース記事(ブログ)よりもQiitaの記事のほうが検索結果に上位表示

個人開発に関する告知のためにリリース記事を自分のブログとQiitaの2つに出した時、Qiitaの記事が検索結果に上位に表示されてしまうことが頻繁に起きます。

もちろん、個人開発サービスの告知という観点では、検索結果にどちらが出ようが問題ありません。

ただ、ブログ運営者にとって、できるだけQiitaよりも自身のブログのリリース記事を上に出したいところです。

やり方次第で自ブログをGoogle検索上位に

Qiitaの強力なSEOパワーの前には、ブログ運営者は屈するしかないでしょうか。

いえ、そんなことはありません。

個人開発サービスのリリース記事の出し方を工夫することで、同じ告知を目的とした記事でも、Qiitaよりも自分のブログを検索上位に表示することが可能です。

qiita010.jpg

実際に私が運営しているブログAutoWorkerと、Qiitaにリリース記事を出したところ、今もGoogle検索結果には自分のブログが1番に表示されています。

注意すべきポイントは、自分のブログとQiitaに個人開発のリリース記事を出すタイミングです。

ブログとQiitaを同時に出した場合、QiitaのほうがGoogleに先に認識されてしまい、Qiitaのほうが検索上位に表示されます。

そこで、まずQiitaではなく、自分のブログにリリース記事を投稿します。

LINEアカウント「瞬間Deep和訳」リリース!簡単・高性能なOCR和訳サービス(AutoWorker)

ブログ記事投稿後、Google検索などに表示されるまで一定期間待ちます。

Google検索に自分のブログのリリース記事が反映されたのを受け、Qiitaに投稿することで、自分のブログを検索上位が狙えます。

情報の内容にも工夫

さらに、情報の出し方も大切です。

Google検索には、「同じような内容の記事は2つまでしか載せない」という検索結果の傾向があります。

これはニュースサイトの記事がよくある例として挙げられます。

ニュースサイトは自サイト以外に、ヤフーニュースやgooニュースなど色々なプラットフォームに配信しています。

しかし、配信記事のタイトルで検索しても、すべてが検索結果に出ず、一部のサイトのみ抜粋されて検索結果に表示されます。

そのGoogleの検索特性を利用し、Qiitaに出す前にZennにまったく同じ記事を公開しておきました。

その結果、QiitaとZennで配信した記事は、ZennがGoogleに採用され、Qiita記事は別のレポート記事のみ表示されるようにできました。

image.png

また、ZennとQiitaの記事には自分のブログのリリース記事へのリンクを貼る対応を行っています。

※ただし、ZennとQiitaのリンクには自動的に「nofollow」属性が付与されるので、効果は不明です。

終わりに

Qiitaは多くの技術が好きなユーザーが集まっているプラットフォームのため、個人開発サービスのリリース記事を投稿することで告知できます。

しかし、QiitaはITやデジタルに関する技術領域で比類なきSEOを有しています。

その結果、自分で運営しているブログとQiitaに個人開発のリリース記事を出すと、Qiita記事が検索結果で上位表示され、検索からはQiitaのリリース記事へアクセスが集まります。

ただ、そうならないようブログ記事を出すタイミングや内容の調整を行うことで、Qiitaよりも自分のブログのリリース記事を上位に表示することも可能です。

ぜひ、ブログ運営している個人開発者は、Qiitaとブログをうまく使いこなし、個人開発のサービスの告知とグロースに繋げましょう。

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