うれしいお知らせです。グーグルアナリティクスの次世代版GA4のAPIを、Google Apps Script(GAS)でとても簡単に利用できるようになりました!
GA4のAPI
GA4のデータをプログラミングなどで取得したい場合には、「Google Analytics Data API」から取得できます。
従来版GAのユニバーサルアナリティクス(UA)とは設計思想など大きく異なっている面もあり、まったく別物のAPIを利用する必要があります。
元々GCPからAPI有効化や権限設定が煩雑
GA4のAPIは、Google Cloud Platfrom(GCP)で設定必須でした。
Google Apps Script(GAS)から実行したい場合、GCP側の設定に加え、GASのプロジェクト紐づけやマニュフェストファイル(appsscript.json)を直接書き換えるなど、かなり面倒でした。
※ユニバーサルアナリティクスのAPIはGASサービスから追加すれば、すぐに利用可能。
GASのサービスにGA4のAPIが追加
あるとき、GASのエディタのサービスに、GA4のAPIが追加されているのを発見しました!
これで、UAと同じように超簡単にGASでAPIが実行できます。
3分でGASからGA4のデータを取得
GASからGA4のAPIにリクエストして、データを取得する手順を動画にしてみました。
サンプルコードの実行含め、たった3分でGA4からカンタンにデータが取得できます。
もうGCPでAPIの設定は必要ありません。
GAS側でのプロジェクト紐づけやマニフェストファイル書き換えも不要です。
GA4のデータをGASで取得したい方は、動画を参考にして実行してみてください。
※ブログ記事でも解説しています↓
https://auto-worker.com/blog/?p=5905
残念ながらAPIで取れない数値も多い…
GA4のAPIをGASからリクエストしやすくなったものの、取得できない指標・ディメンションも多いです。
これは、β版ということもありますが、GA4の開発スピードはUAに比べて遅め(リリース延期多発してた)です。
Googleのエンジニアが実装していくのを気長に待ちましょう。
UAでのGASツールをGA4に置き換え準備
従来版UAではGASでAPIリクエストして、アクセスデータを取得していた方は多いと思います。
残念ながら、ユニバーサルアナリティクスはすでに来年2023年にサービス終了がアナウンス済みです。
残る猶予が1年となったため、GA4でも同様にGASから利用できるよう、置き換えを始めておきましょう。
参考リンク(再掲)