ディープラーニングによる人工知能・AIの発展によって、自然減処理の研究分野は2010年以降急速な発展を遂げました。
自然言語処理では、感情分析(ネガポジ判定)や文章の要約、自動分類などのAIサービスが登場しました。
- Google Cloud Natural Language(Google 自然言語処理サービス)
- A32RT-Text Classification API(リクルート テキストの自動分類)
AIの夢は記事の自動生成
そんな中自然言語処理が到達したい夢は、テキスト生成、すなわちAIによる記事自動作成です。
インターネットが発展し、多くの人がブログを書くようになったことで、この記事自動作成の夢に挑み、散っていきました。
特に日本語は、英語に比べると言語構造が異なるため、自然言語処理が難しいと言われてきました。
しかし、そんな状況の中、AIテクノロジーを引っさげて、記事自動作成サービスの日本語化に取り組んだサービスが、Articoolo(アルティコーロ)です。
2019年にArticooloがベータ版で日本語対応
2019年にArticooloが日本語にβ版として対応した際には、SEOやブログ界隈では盛り上がりを見せ、日本語の記事自動作成に挑戦した記事が登場しました。
ただ、残念ながら、この時もまだまだ日本語対応したといっても、一昔前の英語→日本語のひどい記事が生成されました。
おそらく内部的には、以下の4Stepが行われていたと推測されます。
- ユーザーが日本語のキーワードを入力
- 入力キーワードを英語に変換
- 英語キーワードに基づいて記事自動作成
- 英語の記事を日本語に翻訳
1年の時を経て、AIの進化を体感!
けれども、あの悲劇的な記事自動作成から早1年。
ネットの世界はドッグイヤー、ラットイヤーで進むと言われています。
人間の1年は犬だと7年、ネズミでは20年に相当するわけで、最先端のAIで言えば、20年近く経過したと捉えることができます。
2020年8月になったら、Articooloの日本語記事作成も凄まじい発展を遂げているに違いない!
そう思って試してみました。
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今回**「職場」「人間関係」**という2つのキーワードで作成してみました。
多くの人が気になるテーマに対し、AIは応えられるのか?実際に生成された記事がこちらです。
スムーズな仕事上の関係(AIによる見出しママ)
インドの労働法は労働権を規定し、雇用条件を規制しています。 通常、労働法は雇用主と従業員の関係に関係する法律です。さらに、彼らは労働者の利益を促進することを目指しています。労働法は2つの主要なカテゴリに分類できます。最初のカテゴリは、労働組合、従業員、雇用主間の関係を定義する法律で構成されています。 2番目のカテゴリには、職場での従業員の権利を規定する法律が含まれます。労働法は、労働条件、賃金、労働時間の改善、労働権の保護、労働争議の解決に対する労働者の要求に対処するために策定されました。労働者の権利と職場に関するインドの法律は、労働雇用省によって規制されています。インドの労働法は、ストライキとストライキの権利を規定しています。政府は、公の秩序を支持してこれらの権利を制限する権限を与えられています。この法律の規定は、1929年の貿易紛争法に由来するものはほとんどありません。産業の平和を促進するための2種類の機関、すなわち、労働委員会と産業裁判所の設立を規定しました。委員会は労働者と雇用者の代表で構成されます。それは調和のとれた関係を促進し、当事者間のコミュニケーションプロセスを円滑にすることを目的としています。法廷は労働争議に対処する権限を与えられた。国際労働機関は、労働問題に取り組み、労働権を促進する国際機関です。さらに、それは「労働は商品ではない」という原則を支持し、職場の労働者に平等で公正かつ尊厳のある待遇を要求します。**作者のスワプナは、クレイジーで楽しく愛情があり、強烈でムーディーでリベラルな考え方のインド人のお母さんです。**彼女は、本、ワイン、食べ物、映画、世界中のニュースの黙示録、インドの法律について書くのが大好きです。彼女は最近のLLBコースで労働法を専門とするケララ州での訴訟で3年間法律を実践してきました。彼女はまた、レントコントロール裁判所が裁判所に代わって現地調査を実施するよう任命した委員として機能し、前述の裁判所に報告書を提出しました。
ん?
んん?
んんん!?
何だこれ?職場の人間関係による関係について記事が期待された結果、でてきたのはインドの労働法に関する記事でしたOTL
スムーズな仕事上の関係で労働法を持ち出したら、職場の人間関係ぶち壊しだよ!
あといきなり出てくる「作者のスワプナ」って誰!?
スワプナさんがインコ人のお母さんとか、ガンジーがインド建国の父ってこと以来学んだインド知識だし。
インド人のお母さんなのに、まったく情報が出てこないし、なんの作者なのかまったくわからないままでした・・・
このレベルの記事を読まされたら、まじで時間返せだし、そのブログには二度と訪問しないレベルのトラウマ級の記事でした。
まとめ・終わりに
結論:まだまだ記事自動作成では人間を脅かさない
インドのお母さんって誰?