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M5StackでARライク動作のMMDビューアを作ってみた

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nekosystemさんがM5StackでARライクな動作をする素晴らしいアプリを作ってくれました。
M5Stackで姿勢に応じた3D表示をする

これを少し変更してMMDモデルを表示できるようにしました。
ARlikeMotion0.png

用意するもの

M5Stack Fire : Fireを使用するのは加速度センサーとPSRAMが搭載されているためです。
・SDカード: MMDモデルのデータを入れます。

プログラム

プログラムはM5Stack_MMDのM5StackFIRE_MMDになります

使い方

  1. M5Stack_MMDにあるModelフォルダ内の各pmdファイルとbmpファイルを全てSDカードのルートフォルダに置く。
  2. Arduino IDEでM5StackにM5StackFIRE_MMD.inoを書き込む。
  3. MMDモデルが表示される。M5Stackを動かすとARライクな動作をする。
  4. ボタンを押すことで拡大・縮小とモデルの変更ができる。 button.png

好きなMMDモデルを使う

M5StackFIRE_MMDで使えるMMDモデルは本アプリの専用データではなく、本家MikuMikuDanceやPmxeditorでも使えるものですが、以下の制限があります。
1. PMDファイル名、テクスチャファイル名はASCIIコードでなければならない
2. テクスチャファイルは128×128ピクセルの16bit ARGB(1-5-5-5)ビットマップ形式ファイルでなければならない。
3. PMX形式は非対応。PMD形式でなければならない。

テクスチャファイルはGimpを使ってサイズの変更、ファイル形式の変更をすることが出来ます。
キャプチャ.PNG
MMDモデルはPmxEditorを使ってテクスチャファイル名の変更、PMX形式からPMD形式への変更が出来ます。
キャプチャ2.PNG

MMDモデルはフリーのものがWeb上に大量にあります。しかしモデルによって改造許可や再配布許可の規約が異なります。readme.txtを良く見てご利用ください。

描画速度は秒間約27000ポリゴンです。ポリゴン数が多いモデルは描画が遅くなります。
キャプチャ3.PNG

理論

M5Stackではありませんが、マイコンによる3Dレンダリングを以下の動画で解説しています。
【ゆっくり解説】 PICマイコンでMMD 【電子工作】

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