はじめに
未経験ながらエンジニア転職を目指している22歳のTunです!
自己紹介は一番最初の投稿に記載していますので、そちらをご覧いただければ幸いです。
今回は、昨年2022年の1月から12月まで読んだ書籍の紹介を、自分の感想を交えながら紹介していきたいと思います。
では早速、時系列順に紹介していきます
1月15日~31日
HTML&CSS基礎編
① 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
この書籍は、基本的なHTMLとCSSを学習でき、かつQiitaの記事やネットでの評価が物凄い高かったので購入しました。内容は、基本的なHTML,CSSを学びつつ、初学者が陥りやすい挫折をサイトを作り上げる楽しさで乗り越えることができる構成になっています。
2月1日~15日
HTML&CSS応用編
② HTML5/CSS3モダンコーディング:フロントエンドエンジニアが教える3つの本格レイアウト
上記の基本編より応用よりのHTML,CSSを学ぶことができます。また、FlexboxやGridを使って3つのサイトを構築しながら技術を学び、CSSでこんなことまで表現できるのか、と感動した覚えがあります。
2月16日~2月28日
JavaScript基本編
③ 確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
3冊目はJSの超入門です。これもQiitaやネットでの評価が高かったため購入しました。変数や関数などの基本的なことから入っていますので、初学者でも理解しやすい構成になっていますが、後半になるにつれて少し難しいの思う方もいるかもしれません。また、jQueryというJSのライブラリが紹介してありますが、本来の目的は、JSの基礎を学ぶことなので、この辺は飛ばし読みでもいいかと思います。
3月1日~5月31日
Linuxを学ぶ
ここにきて3か月という長期間で学んだことはLinuxです。
エンジニアになるとターミナルで操作することが多いと記事に書いてありましたので、まずは基本的なことから理解しようとしていましたが、ここからが困難に続く困難で、大苦戦しました、、。
④ 1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版
⑤ Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応
⑥ LinuCイージス
⑦ Ping-t
まず、1週間シリーズはサクサク終わらせることができるので、コマンドを打って、動作を確認しながら3日間で終了させようとしましたが、まずOracle社のVirtual BoxをインストールしてVMを構築しようとしましたが、完全無知の私には何をしているのか全く分からず、環境構築に3日間費やして、トータルに10日間かかってしまいました。
次に、LinuCイージスという無料Web教科書というものがあり、LinuC level1に対応しています。Linuxの資格には、LinuCとLPICというものがありますが、前者は日本、後者は外国の資格で基本的に試験範囲や内容には差異はないようです。ここに記載されている内容を全部学習しましたので、Linuxの知識のみならず、ネットワーク、セキュリティの基礎まで学んでいました。(LPICの試験範囲には入っていなかった...?)
ここで、LPICの101、102の範囲はとても広く、莫大なコマンドを打っては理解しの繰り返しで1か月くらいかかった記憶があります(笑)
3つ目は、Ping-tというベンダー資格に特化した対策問題集みたいなものが存在します。ここではなんと、LPICの101の範囲は無料公開されていますので活用しない他はありません。
順序が前後しましたが、最後はLPICスピマです。この書籍は、問題集で少し難易度が高いのかなと感じました。しかし、今までLinuxの知識を確かめるには丁度いい問題量と難易度でしたね。(スピマの章末問題の的中率が高いと評判だったので、本当に知識を満遍なく学習したい方は目を通す程度をお勧めします)
そして、5月末に101を受験し、色々あって7月末に102を受験して、悲願の合格を果たしました...
6月1日~7月31日
この期間は、大学の友人に何の授業をしているかを聞き、実際に教科書を借りて以下の学習を進めていました。
⑧ 論理回路入門 第3版
⑨ 基礎からの線形代数入門
⑩ わかりやすく図で学ぶ コンピュータアーキテクチャ
また、高校のときに使用していた、英単語集やイディオム集なども読んでいました。
この期間は、別に要らないかなとは思うのですが、元々情報系の大学に通っていたため、大学のカリキュラムを信じてエンジニアになる基礎だと自分を暗示しながら学習してました。
8月1日~31日
図解式シリーズ
⑬ イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web技術の基本
⑭ イラスト図解式 この一冊で全部わかる Web制作と運用の基本
⑮ イラスト図解式 この一冊で全部わかる ネットワークの基本
⑯ イラスト図解式 この一冊で全部わかる セキュリティの基本
⑰ イラスト図解式 この一冊で全部わかる サーバの基本
⑱ イラスト図解式 この一冊で全部わかる クラウドの基本
この図解式シリーズは左ページに解説、右ページに解説のイラストがあり、文章だけでは理解しづらい事柄でもイラストが右にあるので、理解が進みやすい印象でした。
また、内容も基本的なことから少し応用的なものまで収録されており、分野も色々ありますので最初に読むには最適な書物だと感じました。
しかし、エンジニアに求められる知識レベルには到底足りない(と思う)ので、あくまで知識の入りを抑える感じですかね。。。
9月1日~9月30日
Webの基本的な技術が学習できる
⑲ Webを支える技術-HTTP、URI、HTMLそしてREST
この書籍は、Qiitaの色々な記事でおすすめのWebの技術書ということで購入しました。
最初は、Webの歴史から入り、HTTPやURI,URL,Webを理解するために大切なRESTまで解説しています。また、フロントエンドではお世話になっているHTML(Hyper Text Markup Language)の何に使われていたか、存在意義的なことまで記載されています。Webのかなり深いところまで解説されていますので、完全に把握したいまでありますね。
10月1日~10月31日
基本情報技術者資格
10月に入り、基本情報の学習をし始めました。結果から言いますと、午前は84.5点でPassでしたが、急遽子供の病院が重なり、午後試験は受験できずに不合格となってしまいました。とは言え、試験は受験料さえ払うことが可能な限りは受験できますので、今年の4月から試験範囲改定ですがめげずにチャレンジしたいと思います。
⑳ 令和4年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 柏木先生の基本情報技術者教室
㉑ 令和04ー05 基本情報技術者 試験によく出る問題集【午後】
㉒ 基本情報技術者試験ドットコム-過去問道場
ITパスポートを取得している状況でしたので、テクノロジー系はある程度理解しており、すんなり学習を進めることができました。また、LPICでネットワーク、セキュリティ分野を学習していましたので、一から学習せずに済みました。
しかし、マネジメント、ストラテジ系は知識が抜けているところがあり、ほぼ一から学習しました。
ある程度、参考書に目を通すと、すぐさま問題へと移りました。そこで役に立つのが、過去問を無料で解くことができる過去問道場です。平成16年度分からあるのですが、個人的には10年分でいいかと思います。また、午後試験は文章題ですので、過去問を解きつつ、苦手分野を倍以上掛けて対策する必要があると思います。
11月1日~11月30日
データベース、アルゴリズム
基本情報で苦手範囲のデータベース範囲を補足するために、解説&問題集を購入し、別で対策をしました。また、アルゴリズムも大学で学習していたが不安だったのでもう1冊購入しました。
㉓ スッキリわかるSQL入門 ドリル222問付き!
㉔ 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造
データベースの書籍は、初歩的な事柄から、深いとこまで網羅しているので、SQLはこの一冊でいいかなと思います。
アルゴリズムの書籍は、範囲によってはかなり高い難易度のものが解説されています。また、数学Ⅱ、Ⅲレベルの知識が必要となる部分があったように感じます。
12月1日~12月31日
開発時に役に立つ
㉕ プログラムはなぜ動くのか
㉖ リーダブルコード
1冊目の書籍は、コードの裏で何が行われているかという、普段開発している時に意識しない領域についての知識が得られます。特段すぐに必要な知識というようなものではないが、今後の言語習得の際に知識の入り方が違うと思います。
2冊目は、Qiita,ネット共々お勧めされているロングセラーの書籍です。これは、読むべきであり、今後も読み返す価値がある書籍です。コードを書く際に「読みやすい」、「他人が理解できる」、「保守性が高い」などの観点から、様々な方法の書き方を紹介しています。チームで開発するときにも役に立つような考え方や、命名なども記載していますので、ぜひ購入したほうがいい書籍です。
JavaScript応用、React基礎
㉗ [改訂新版]JavaScript本格入門~モダンスタイルによる基礎から現場までの応用まで~
㉘ モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書
JSの応用と書いていますが、超入門よりも本格的にJSを解説しており、細かいところも網羅している観点から応用としています。この書籍は、ES6(ES2015)以降の書き方も紹介しており、超入門を終えた方なら理解しやすく、現場でも使えそうな知識も収録されています。
次に、Reactの基本的な書籍です。Udemyで講師をされているじゃけぇさんが著者で、動画と同じ内容を技術書にしたものになります。動画でハンズオンで学習したい方は、Udemyでの購入をお勧めします。これは、Reactに必要な概念のState,useEffectからTypeScriptの基本まで解説しており、さらに序盤にJSの解説を簡単に記載していますので、JSがまだな方でも一から学習が可能です。
2023年1月1日〜
その他
㉙ マスタリングTCP/IP
㉚ 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方
マスタリングは、大学の授業で使用していたもので、プロトコルに関して詳しく解説がされている書籍です。また、2冊目にはWebアプリ開発をする際に、どんな脆弱性が潜んでいるのか、それの回避策はどのようなものか、が書かれています。
この2冊に関しては、450ページ、600ページ越えと超大作な上に、専門的なことがびっしり書かれてあるので、まだ触りの部分しか見ておりません。2冊目はおそらく、開発時に行き止まったときに参照するくらいのものだと思います。
感想
ここまで偉そうに書籍紹介してきましたが、半数は覚えておりません。(おそらく、多分、、いや9割方かも、、?)
しかしそれでいいのです。
「0」よりマシです。
しかも読んだことによる、その書籍に対するインデックスはできたはずです、何が書いてあったか、何についてフォーカスしていたか。
この言葉聞いたことあるぞ、と思った時に読み返して記憶を蘇らせればいい話です。
あと、言い訳に聞こえるかもしれませんが、ド素人とプロでは、天地の差、雲泥の差、月とスッポンな訳ですよ。
どんなに素人が足掻いて、これスゲェ!って見つけた情報でさえ、プロからしたら当たり前という世界です、どの業界もそうです。
なので、その感動、感激を当たり前にできるように日々精進して参ることが最短の道なのかもしれませんねぇ…
また、どこかしらの企業の代表がこんなことをおっしゃっていました
自分ごとで考えているか?
自分の人生を人任せにしてないか?
今、エンジニアに転職しようと頑張って勉強されている方は山程いると思います。しかし、それは「手に職を付けたいから」、「ITは伸びているから」、「フリーになれば稼げると聞いたから」
理由を見る限り、主体性がない上に「自分」ごとではなく、ただただ周りに流されているだけのように感じるのです。
(この理由を否定している訳ではありません、お金は大事ですし、終身雇用の概念が無くなりつつありますからね笑)
特に何がしたいわけでもなく、総合的に見てエンジニアになりたい。
成し遂げたいこと、やりたいことがあるからエンジニアを目指す、社会的問題をITの力で解決したいからエンジニアを目指す。
エンジニアになるのが目的だからこそ挫折したり、離職したりするのであって、自分の目標をITという『方法』で達成しようとするからこそ、困難な壁を乗り越えることができると、私は思います。
長々と脱線しながら話してきましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
まだまだ、知識量としてはレベルが低すぎるので、今年も色々読み漁って感想をつらつらと書き綴りたいと思います。