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@TsuyoshiUshio@github

Go の入れ子の配列の構造体をポインタにするか、値渡しにするか?

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業務でGoプログラミングをする必要があった。過去にTerraform に貢献をしたこともあったが、ちゃんと理解しているかはとても怪しいものだ。この際しっかりと理解して生産性を高めたい。

業務では、複数の構造体が入れ子構造になったもので、頻繁に出てくるタイプのものだ。

type Team struct {
    Id         string
    Challenges *[]Challenge
}
type Challenge struct {
    Id        string
    Histories *[]History
    Logs      []Log
}
type History struct {
    Id string
}
type Log struct {
    Message string
}

大抵のインターネットのコードでは、ChallengeHistories のようにポインタ渡しになっている。どういうときに値渡しとポインタ渡しを使うのだろう? また、コードを書く時の注意点はなんだろうか?

構造体のポインタと値渡しの違いと使い分け

ポインタと値渡しの違いと使い分けは明確で、ポインタだとアドレスが渡る。値渡しだと、データがコピーされて渡る。だから、関数の引数として、ポインタ渡しにすると、関数の方で変更されたら、変更が反映される。値渡しだとコピーが渡されるので、関数で値を変更しても、元のアドレスにある構造体の値に変化がない。

構造体が大抵はポインタ渡しになるのは、構造体なのでサイズが大きいのでコピーのコストが馬鹿にならないから。ポインタなら、参照が渡るだけなので、コストが大したことないと言える。だから、たいしてコストのかからない string や int は大抵は、ポインタではなく、参照渡しになっている。string でサイズがもし馬鹿でかかったらポインタでもよいのだろう。

構造体の初期化と値の変更

構造体の初期化はこんな感じで書ける。

    challenge := &Challenge{
        Id: "1",
    }
    challenges := []Challenge{
        *challenge,
    }
    team := &Team{
        Id:         "1",
        Challenges: &challenges,
    }

ちなみに、Challenge の部分を変更したい場合、例えば新しい要素を追加したい場合は、append 関数が使える。

    newChallenge := append(*team.Challenges,
        Challenge{
            Id: "2",
        })
    team.Challenges = &newChallenge

ちなみにChallenge の中にもさらに入れ子でHistory があるのでこれも更新する必要があるが基本的に同じ。
range で回して、特定の History を更新したい場合のロジック。一つ重要なポイントは、*[]History つまり、ポインタの属性は、初期値がnil になる。通常の型は、初期化の場合それぞれの型の ZERO の値がセットされる。例えば int なら 0 とかになる。ポインタの場合はそれがnilなので、例えば、append を使うときに引数がnilだったらパニックになるので、nil チェックをしてあげる必要が生じる。参考までに、Log の方は、値渡しの[]Log の型にしてみたので、nilチェックは不要だ。ただし、構造体が大きいと、コピーの負荷が大きくなる。

    currentChallenges := *team.Challenges
    for i, v := range currentChallenges {
        if v.Id == "2" {
            var newHistories []History
            if v.Histories != nil {
                newHistories = append(*v.Histories,
                    History{
                        Id: "1",
                    })
            } else {
                newHistories = []History{
                    History{
                        Id: "1",
                    },
                }
            }
            // newHistories = append(*v.Histories, History{Id: "1"})  // This code cause null pointer panic
            newLogs := append(v.Logs, Log{
                Message: "New Message",
            })

            currentChallenges[i].Histories = &newHistories
            currentChallenges[i].Logs = newLogs
        }
    }
    team.Challenges = &currentChallenges

結論

構造体の入れ子の場合、統一性、コピーの手間を考えると、ポインタ渡しを基本にしたほうがよさげだ。ただ、nilチェックは必要になるので、忘れないようにしよう。

これで、構造体で配列で入れ子などのややこしい構造であっても、ポインタと値渡しを使い分ける方法が理解できた。

参照

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TsuyoshiUshio@github
プログラマ。自分の学習用のブログです。内容は会社とは一切関係ありません。

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