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WindowsでAlacritty+WSL環境を作る

Last updated at Posted at 2024-11-13

はじめに

ここでは, Windows で Alacritty+WSL 環境を作ります.既に WSL 環境が構築されていることを前提とします.Windows ターミナル等で WSL が開ければ問題ないです.

Alacuritty のインストール

好きな方法で入れたら良いです.私は公式サイトからインストーラをダウンロードしてインストールしました.

Alacuritty の設定

WSL のバージョン確認

Windows PowerShell を開いて,インストールされている WSL のバージョンを確認します.
コマンドは wsl -lです.

PS C:\Users\USERNAME> wsl -l
Linux  Windows サブシステム ディストリビューション:
Ubuntu-22.04 (既定)
docker-desktop
docker-desktop-data
Ubuntu

今回はUbuntu-22.04でした.

設定ファイルでWSLを起動するようにする

Alacuritty は以下のパスの設定ファイルを読み込みます.

%APPDATA%\alacritty\alacritty.toml

検索して見つけても良いですがおそらくこんな場所のはず.USERNAME は適宜読み替えてください.

C:\Users\USERNAME\AppData\Roaming\alacritty\alacritty.toml

最初はalacrittyディレクトリが存在しない可能性があります.その場合はRoaming フォルダ内にalacrittyディレクトリとalacritty.tomlを作成します.

alacritty.tomlには以下のようにして起動するシェルを選択します.Ubuntuのバージョンは自分で確認したものに合わせます.

[terminal.shell]
program = "/Windows/System32/wsl.exe ~ -d Ubuntu-22.04"

alacritty.toml を保存し,Alacritty を起動したら WSL に接続することができます.

おまけ zellij の自動起動

後ろに bash -ic zellij を付けることで自動起動できます.i オプションはインタラクティブシェルとして起動,cオプションは続く文字列をコマンドとして実行することを意味します.
同様の手法でtmuxも自動起動できます.

[terminal.shell]
program = "/Windows/System32/wsl.exe ~ -d Ubuntu-22.04 bash -ic zellij"
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