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AWS Application Composerを使ってS3監視機能を作ってみた

Last updated at Posted at 2022-12-28

はじめに

re:Invent2022にて発表された新サービスのApplication Composerを使ってみました。
発表の際、現地でのリアクションも非常に良く、注目サービスの1つだと思います。

Application Composerとは

GUI画面でserverless系サービスを構築できるサービスです。
GUI画面での操作がリアルタイムにCloudFormationテンプレートに反映されます。
但し単体でデプロイ機能を持っていない為、CloudFormationに出来上がったテンプレートを投入するか、
SAM CLIにてデプロイすることになります。

特徴①
任意のローカルフォルダとの連携が可能です。
サービス利用時にCloudFormationテンプレートの保存先としてローカルフォルダを選択することで、
ローカルフォルダに生成されたテンプレートがGUI画面の操作をリアルタイムに反映してくれます。
弊社ではBOXを使用していますが、BOXフォルダとの連携も可能でした。

特徴②
GUI画面でサービスアイコン同士を線でつなげることで、接続設定を自動でやってくれます。
ハマりやすい接続設定を自動でやってくれるのは嬉しい所です。

S3監視機能作ってみた

簡単に試せそうな、S3への操作があった際にメール通知する機能を作ってみます。
使用するサービスは「S3」と「SNS」のみです。

プロジェクトの作成

右上の「Create project」ボタン、又は下部「Create a new blank project」を押下します。
image.png

ローカルフォルダとの連携をするか否か設定します。
連携する場合は「Select folder」ボタンを押下し、任意のローカルフォルダを選択します。
image.png

ローカルフォルダ連携における、確認が表示されます。
臆することなく「ファイルを表示する」「変更を保存」を押下します。
image.png
image.png

まっさらなプロジェクトが出来上がりました。
この画面を使って構築していきます。
image.png

プロジェクトの編集

左ペインから「S3」と「SNS」アイコンをドラッグ&ドロップし、サービス間を線で繋げます。
線で繋げることでサービス間の接続設定を自動でやってくれます。
上記操作以外、この画面での操作は何もしていません。
image.png

ローカルに自動生成されたCloudFormationテンプレートを見てみると、いい感じに生成されていそうです。
image.png

デプロイ

出来上がったCloudFormationテンプレートを、CloudFormationに投入してデプロイしてみます。
問題なくデプロイできました。
image.png

動作確認

メールの宛先(サブスクリプション)だけ手動で設定し、S3にファイルをアップロードしてみると...
無事にメール通知が発報されました。
image.png

所感

serverless系サービスは、複雑な構成になってくると接続関係を追うことが大変になるので、
構成図がAWS上に作れる、且つ、CloudFormationテンプレートが自動で生成されるのは非常に便利だと思いました。

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