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RDS(postgres)マイナーアップグレード手順について

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はじめに

RDSのマイナーアップグレード(11.10のEOL)について、AWSから通知があり、
マスターのみのRDS(postgres)を11.10から11.15にマイナーアップグレードを行う必要がありました。
備忘として、コンソールでの作業手順をまとめてみました。

アップグレード対象の確認

AWSコンソールにログインし、RDS一覧画面から該当のRDSの詳細画面に遷移します。
「設定」タブ内の「エンジンバージョン」が11.10(EOLバージョン)であることを確認します。
rdb1.png

アップグレード作業

RDSの詳細画面右上の「変更」ボタンを押下します。
rdb2.png

設定変更画面にて、設定欄の「DBエンジンバージョン」のリストからアップグレード先のバージョン(11.15)を選択する。
最下部にスクロールし、「続行」ボタンを押下する。
rds3.png

変更のサマリーを参照し、エンジンバージョンの現新の値を確認する。
又、変更のスケジューリング欄のタイミングを「すぐに適用」のラジオボタンを選択する。
問題なければ、最下部にスクロールし、「DBインスタンス変更」ボタンを押下する。
rds5.png

アップグレード処理が実行されます。
アップグレード前後のスナップショットと、アップグレード処理が実行されるため、
20分程のダウンタイムが発生した後、11.15へのアップグレードが完了しました。
rds6.png

考慮事項など

・クラスター構成でない場合、自動でアップグレード前と後のスナップショットが取得されるため、
 事前にスナップショットを取得する必要はありません。
 戻しが発生した場合、自動で取得されたスナップショットから復元することが可能です。

・リードレプリカが存在する場合、リードレプリカ⇒マスターの順番でアップグレードする必要があります。

・ダウンタイムが発生する為、システムが稼働していない時間帯を見計って作業する必要があります。

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