connectのアカウントタイプ
1.Standard
2.Express
3.Custom
Standard
Stripe の「Standard」アカウントは、通常の Stripe アカウントです。アカウント保有者 (お客様のプラットフォームのユーザー) は Stripe との関わりを持ち、ダッシュボードへのログインや自身での請求の処理を行うことができます。
Express
「Express」アカウントの場合、Stripe がアカウント登録と本人確認のプロセスに対応します。プラットフォームは支払いタイプを指定し、プログラムを使用して連結アカウントの入金設定を設定できます。プラットフォームは、不審請求の申請と返金に対する責任を負います。これは Custom アカウントに類似しています。
Custom
「Custom」 の Stripe アカウントはアカウント所有者にはほぼ見えません。お客様 (プラットフォーム) が、ユーザとのすべての対話に関する責任を負っています。Stripe が必要とするあらゆる情報の収集もこれに含まれます。お客様はアカウントの設定すべてを変更することができます。プログラムを利用して銀行またはデビットカードの口座に入金することも可能です。
マーケットプレイスの場合
マーケットプレイスの場合は、ExpressまたはCustomを使用するのが良いのではないかと思います。Standardを使用すると、ユーザーがダッシュボードへのログインが可能になり、商品やサブスクリプションなどを操作できるようになってしまいます。思ってもない操作があると、バグの原因になってしまいます。
僕は、個人開発で使用できるリソースが少ないため、Expressを使用しています。
アカウントタイプごとの手数料の違い
Standardの場合
アカウントを所有することで発生する費用はありません。
Express・Customの場合
入金等があったアカウントごとに月額200円、
入金ごとに250円、入金額の0.25%の費用が発生します。
例えば、入金があったアカウント数が10個存在すれば2,000円、
入金回数が20回ならば5,000円、入金額が1,000,0000円ならば2,500円
合計して9,500円の費用が発生します。
自社商品を出品した場合
自社商品を出店する場合、自社アカウントだけStandardにし、自社アカウント以外をExpress・Customで運営するば、費用を安くすることができる。しかし、アカウントタイプが異なると、バグが起こりそうな匂いがする。だからといって、費用が発生するのも少し悔しい。
そこで考えたのが、自社アカウントだけプラットフォームの手数料を100%にするということ。手数料を100%にすることで、全てプラットフォームアカウトへ売上が移動し、出金時に手数料の発生を抑制することができる。(手数料を100%内にstripe側の手数料3.6%も含まれる)
# Checkoutで定額制の商品を販売する場合
Stripe::Checkout::Session.create({
# 省略
subscription_data: {
application_fee_percent: 100, ### プラットフォームへ渡す手数料の割合のこと
},
},{
stripe_account: "attr_×××××××××" ### 連結アカウトのID
})