FileMakerで開発する際にとても重宝するツールがあります。それはMBS FileMaker Pluginというものです。
MBS FileMaker Pluginは非常にたくさんの機能追加をFileMakerアプリにもたらせますが、開発環境への便利ツールも数多く提供されています。
開発に関する機能を使うだけならば、作成したアプリにプラグインを入れる必要がありません。
ここではリレーションシップとレイアウトにかかる機能を紹介します
リレーション画面でオカレンスを検索できる
MBS FileMaker Pluginをインストールすると、リレーションマップのウィンドウ下部に検索窓ができます。
プルダウンメニューを選ぶと登録されているオカレンス名が一覧で表示されますので、そこから任意に選択しエンターキーを押します
対象のオカレンスが選択された状態になり、見つけることができました
プルダウンからの選択以外に、任意の文字列入力でもオカレンスを探すことができます
文字を途中まで入れると対象となるオカレンスがあれば補完してくれます
従来でも非公式でしたがリレーションのウィンドウで文字を入力することでオカレンスを探すことができましたが、検索窓にて検索することでより的確に目的のオカレンスやリレーションシップを見つけることができるでしょう。
レイアウト一覧ウィンドウのカラム幅を変えられる
FileMakerの標準機能ではカラム幅を変えられないのですが、MBS FileMaker Pluginを用いるとカラム幅を可変にできるので、レイアウト名が見切れることなく探しやすくなります。
レイアウトIDも表示されるので識別が確実になるでしょう
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