非推奨なコードの警告を消す「@Suppress("DEPRECATION")」を際の注意点

はじめに

例えばアプリを使用している際のNetworkをモバイル回線を使用しているのか、Wifiを使用しているのかなどのNetwork関係を取得する際に

connectivityManager.activeNetworkInfo

などを使用した際に

'getter for activeNetworkInfo: NetworkInfo?' is deprecated. Deprecated in Java

このような警告が出ます。

公式からでも確認できるように

This class was deprecated in API level 29.

この警告はアプリバージョンがAPI level 29以上の場合に違った方法でNetworkInfoを取得（または、それと同等の情報を取得）するように促す警告だと思います。

警告を消す

警告が出ているコードがあるメソッド、または、クラスの上に

@Suppress("DEPRECATION"

このアノテーションをつけることで警告を消すことができます。

注意点

警告自体を消すことができますが、非推奨の部分を見つけにくくする要因になってしまい、リファクタリングをかけた際にコーディングのクオリティを上げにくくなってしまいます。

わかりやすく言うと、無理やり警告を消しているだけでなんの解決にもなってないと言うことです。
もし使う際は慎重に使えるといいですね。

参考