[PowerApps]ユーザー定義関数（UDF）が使用できるようになった

背景

PowerAppsで関数（PowerFx）を実装しているとき、共通関数を作成したくなります。そこで、2025年入ってからユーザー定義関数を定義できるといううれしいお知らせがあったので、手順を記事に残しておきます。

設定

Power Apps Studioで、設定>更新>試験段階>ユーザー定義関数をONにします。

関数定義実装

Apps>Formulasで関数を定義する。

$定義関数名$(引数変数:引数型):戻り値型 = {$処理$;};

IsWeekEnd(d:Date):Boolean = {If(Weekday(d) = 7 || Weekday(d) = 1, true, false);};

日付を渡し、土曜または日曜か判定した結果を返す関数を共通関数として定義する。

関数定義を使った処理実装例

ボタンコントロール>OnSelectに上記で定義した関数を実装してみました。

If(IsWeekEnd(DatePicker1.SelectedDate),Notify("土日です。"),Notify("平日です。"));

動作確認-平日

動作確認-土日

プラスα

戻り値なし関数

:Voidをつけます。

複数関数をユーザー定義関数に組み込み

ユーザー定義した関数を別のユーザー定義関数の処理に組み込むことも可能です。

まとめ

Saas系のサービスは特に変化が速いため、日々アップデート情報をチェックしていきたいと考えております。
便利な機能が出てきたら、普段の開発に取り込んでいきたいと考えております。
この記事が皆さんの役に立てば幸いです！
疑問点何かありましたら、コメントいただけると幸いです。
記事をご覧いただきありがとうございます。