はじめに
私は20年近くにわたって、画像処理関連の仕事に携わってきました。
大きくは2つの産業分野の画像処理です。
1.FA分野の画像処理システム(生産ラインで使われる画像処理を使った自動製品検査システム)
2.プリンターの画像処理システム(銀塩、インクジェット、レーザー)
画像処理技術者としてこの両者を経験出来たのは大変運が良かったと思います。
そこで、これまでの仕事から得た知識やノウハウをよりたくさんの方に知って頂くために
この場をお借りしてまとめてみようと思い立ちました。
よろしくお願いします。
そもそも画像とは一体何でしょうか?
Wikipediaによれば
・事象を視覚的に媒体に定着させたもので、そこから発展した文字は含まない
とあります。
一般にデジタル画像処理で扱う画像は、小さな「画素」の集まりで構成された2次元状のデータです。
これまでの経験から画像処理に対して個人的に感じること
画像処理という分野は様々な理論、考え方が集まっているな、と感じます。
これについては、これから折に触れて解説していきたいと思います。
ここでは、いろいろな理論や技術が必要なんだな、と思って頂けるだけでOKです。
ひとまず、今回はここまでとします。
次回から画像処理の中身の部分について何回かに分けて解説していきます。
よろしくお願いします!