mkcertとは?
Railsの開発環境でHTTPSを有効にするためのツール。
Github( https://github.com/FiloSottile/mkcert#installation )には以下のように書かれています。
mkcert is a simple tool for making locally-trusted development certificates. It requires no configuration.
訳:mkcertは、ローカルに信頼された開発証明書を作成するためのシンプルなツールです。設定は不要です。
mkcertをインストールする
homebrewを使っている場合のインストールコマンド
$ brew install mkcert
# ブラウザにFirefoxを使う場合は以下のコマンドも追加
$ brew install nss
# ローカルCA(認証局)を作成
$ mkcert -install
# 証明書を作成
$ mkcert localhost
上から順に説明すると
■"/Users/ユーザーの名前/library/Application Support/mkcert"にあるローカル認証局を使っています
■"localhost"という名前で新しい証明書を作成しました
■証明書は".localhost.pem"に、鍵は".localhost-key.pem"にあります
ということです。
puma.rbの設定を変更
ポートと、証明書と鍵を追記しましょう。
(中略)
if ENV.fetch('RAILS_ENV') { 'development' } == 'development'
ssl_bind '0.0.0.0', '9292', key: './localhost-key.pem', cert: './localhost.pem'
end
(中略)
以上でHTTPS接続の設定は完了
https://localhost:9292/ にアクセスして、接続が可能か確認します。
これだけで接続可能になるとは非常に簡単ですね。
今回はMacのみのやり方について書きましたので、Mac以外の方はGithubにやり方が載っているのでそちらを参照ください。